チームの仲間と、そのお友達繋がりで、
日吉ダム~美山ロード周回~日吉ダムを走ってきました。
チーム全員が集合しようと思うと、
兵庫県と京都の中間地点なら集まりやすいのですが、
中間地点まで50~70km程あり、
どうしてもそれぞれの地域でのそれぞれの練習会が多くなる。
今回は、京都府南丹市美山町での開催なので、
兵庫県のメンバーには集合場所までの移動に負担を掛けてしまうので、
せっかく来てもらうのだからと走行コースを考える・・・
ポタポタとゆっくり走りながらも学べることは沢山あるし、
強度を求めるならと、ロードレースで使用するコースを取り入れて、
また、それぞれ自分のペースでいつでも止めれるように周回コースを選んだ。
だから、初心者でも大丈夫。安心して参加できる設定にしてあります・・・
そのルートを、
全員に楽しんでもらえるようなゲーム形式を考える(先生が)
にほんブログ村
あちこち経由して最終的には日吉ダムの駐車場に集合した。
美山の道の駅である【ふれあい広場】までは片道30キロ。
MOJYUMA列車に、MOJYUMA繋がりのお友達が連なる・・・
美山までの道のりは、景色も良いし、路面も綺麗だし走りやすくて気持ち良い~。
緩やかな下り基調の道で、
脚を回すのを止めてシャーッと下っているevo君を真似てやってみる。
『シャーシャーシャー~~~・・・』
前の人のスリップについてどんどん加速し、
先頭を引く先生の前まで出ちゃって後ろを振り返ったら・・・
『あれ?・・・あれれ?・・・』
それまで一緒にスリップ対決してたevo君が居ませんやーん・・・(苦笑)
先生の、『桃ちゃん一人で何やってるん???・・・』的な冷ややかな視線を感じて、
即座に後ろへ下がる下がる・・・気分は即効で後ろに下がりたいがジワジワと下がる。
スルスル~~~っと調子良く先頭まで出たくせに、
1メートルも前を引かずに、のっそりのっそりジワジワと下がる下がる(笑・・・)
恥ずかしさのあまり早く後ろへ下がりたいのに、
自転車って後ろには漕げないのが辛い辛~いw
で、美山ロードレースのコースを周回したのですが、
今までに二度走った周回ミッションは、
先生と私の二人で同時にスタートし、先生からラップされずに5周を逃げ切るというもの。
【一度目の7月15日は】、
一人で追い込むってよく分からないな~っとボケーッと走っていたら、
二周目の役所の前を過ぎた辺りで早くも捕まったw・・・
『顔面、ナイアガラの滝か!?』っと突っ込みたくなるほど、
額から汗を流して走っていた先生を見て、自分の情けない走りが木っ端図化しかった・・・
【二度目の8月2日は】、
ボーッと走っていた前回を反省し、それはそれは一生懸命走った。
が、二周目のトンネルの手前で捕まるw
でもこの練習は、強度もあり何よりレース感覚で走れるのでいいのですが、
一緒に走りに行っているのに、
自分と同時にスタートした先生があっという間に見えなくなり、
そこから小一時間ほどは一人で走ることになるので何とも寂しい・・・
から、あまり好きじゃない・・・
大会でもなければレースでもないので、
どれだけ頑張っても記録に残ることもなければ、
どれだけ頑張って攻めても誰かに見てもらえるわけでもなく、
一人でモチベーションを上げるのは本当に苦手である(うぅ・・・)
そして、今回三度目の私へのミッションは、
『美山ロードのコースを3周回逃げ切れ』
というもの・・・。
美山ロードレースと違うのは、
スタート地点は、九鬼ガ坂の麓から、ということ。
【ルールは】、
まずは、チームメンバーの中で偽装ヒルクライマーと呼ばれるtaku君が単独でスタートし、
そのtaku君の3分後に、強豪な追走3名パックと、
怪我から復活したノッチ君と、女子を含む私の3名パックがスタート。
私は、3分前にスタートした単独のtaku君と、
強豪追走パックにラップされないように逃げ切ること。
※3名パックは誰かが千切れてもいけない
※他のパックと合体してはならない
※他のパックのスリップについてはいけない
※私、ノッチ君、女子の3名パックに限り仮に誰かが千切れれば置いていく
※taku君、私は最初から最後まで単独走
要するに私は、
『後ろを気にせずに一人で好きなように走り逃げ切りなさい』というものだ。
いつもは一人だけど、
今回は後ろに援護してくれるノッチ君と女子がいるので心強い・・・
がスタートして直ぐに九鬼ガ坂という上りがあり、
同時にスタートした強豪パックを目標に離されないようにグイグイ上っていると、
2コーナー辺りでだろうか、
(私+ノッチ君+可愛い女子)の3名パックは私一人になってしまう・・・
早くも一人になってしまい残り3周回を単独走とは不安~・・・
でも、強豪パックについてはいけないルールがあるので、
下りは、スリップにつかないようにみんなから離れて単独でグルグル脚を回した。
前3名の強豪パックは脚を止めて下っていくけど、私は回す。
ヨダレが垂れようが、鼻水が流れようが兎に角必死だ(笑)
九鬼ガ坂峠を下りきり、平地に入ると向い風。
強豪パックのペースが緩んだところで、
はてさて抜こうかな???・・・
抜いてしまってもまた直ぐに抜き返されるだろうから、
ココは脚を休めるところかな?どうしようか??・・・
っと悩んでいると、向い風の中で強豪パックのペースが上がった。
そうすると、スリップについてはいけないのでどんどん離され逃げられた・・・
もうあっという間に強豪パックの姿は視界から消え、
単独でもグイグイグイグイ走っていると、トンネルの手前で後ろにノッチ君が現れた。
後ろから声を掛けてくれるノッチ君の声はゼーゼーと乱れていたので、
私のところまでは相当飛ばして追いかけてくれたんだろうな・・・
と、ノッチ君の様子を気配で感じ取る。
後ろからずーっと声を掛けて私の援護をしてくれたのは、
3ヶ月前に怪我をしてしまって今回はリハビリ走のノッチ君・・・
いま彼は、『みんなと一緒に走れるペースに戻れるように頑張っている』
と思うと、ノッチ君の前を走りながら目に涙が溢れた・・・。
『おかえりノッチ君・・・』・・・
辛いことも苦しいこともMOJYUMAの仲間なら乗り越えられる。(らしいw・・・)
そのノッチ君の声を、声援を、アドバイスを聞きながら走ったが、
ノッチ君がいてくれたお陰で、迫り来る後ろの事は一切気にせず、
たったの一度も後ろを振り向くことなく、
ノッチ君と一言も会話することもなく集中して走れた・・・
二周目の九鬼ガ坂の上りで、
ペースを落とさずにグイグイ上っていると、時速15km/h。
いつもなら12km/hくらいなので自分的にはかなり『上れていた』笑・・・
後ろから、いつも私が上りで過呼吸を起こすことを知っているノッチ君が心配して、
『上りで休んで下りで攻めよう』っと言ってくれるが、
『ダメだよ。今日の下りは先日の台風で路面は砂が浮いているし攻めれない・・・』
だとしたら、苦手な上りもペースを落とすわけにはいかなかった・・・
いつもは九鬼ガ坂の麓から山頂まで5分くらいで上っていたが、
今回は4分で上っていたので、上りでタイムを1分縮めていたことになる。
下りも脚を止めずに回す私に、
フォーム次第では脚を止めても同じスピードが出るから脚を止めて!!!
というアドバイスをノッチ君がしてくれた・・・。
が、それを見習って頭を低くして背中を伏せて一瞬脚を止めるが、
アカン・・・どうしても直ぐに脚を回しちゃう・・・(滝汗)
が、周回の中にある信号に捕まってしまい遂に脚を止め、クリートを外す。
でもまた信号が青に変わるとダンシングでグイグイ加速だ・・・
実業団レースで速い集団から千切れないように、
何度も何度も練習した、『ストップ&ゴー』で加速。
私を援護してくれるノッチ君がいてくれるけど、
そのノッチ君のことを私は1mmたりとも配慮せず走ったので、
多分、ノッチ君は私の後ろで相当走りにくかったと思う。
でもでも、今回はどうしても、
taku君と、強豪3名パックから逃げ切りたかったので攻めちゃう・・・。
もう、後ろのノッチ君を密かに千切ってやろうかという思いが浮かぶほど攻めちゃう(笑)
二周目の平地は向い風がきつく、
グイグイ踏んでも30km/h出ない区間もありしんどかったが、
上り返しは、速度を緩めずにこっそりクルクル回して上る方法や、
上りは爪先を落としすぎず足首を固めるなど、
今まで先生に教わって満タンになった引き出しの中が、
この日は、あれこれと使えた・・・
少し前の自分に比べると、以前よりも心肺が随分楽になったと思った。
一番キツイと思ったのは、トンネルの中。凄い向かい風じゃないかー!
3周目はトンネルの横の旧道をこっそり走っちゃおうか?
という姑息な考えが思い浮かぶほど、トンネルの中の向い風は半端なかったw
3周目の九鬼ガ坂は、
二周目の時に言われた、
早目にインナーに落とせというノッチ君のアドバイスを素直に聞き入れる(笑)
もう、『ノッチ君を密かに千切るのは無理だ・・・』
というほど疲れてきたのも分かっていたので、
ノッチ君に言われる前に、インナーに落としていたとも言う(苦笑)
が、インナーに落としてからもクルクルというよりはグイグイ上り、
頂上が見えたら頂上アタックで上り切ると4分5秒。うーん悪くない・・・。
下りは二周目に教えてもらったとおり脚を止めることもした。
ちゃんと、学習してますよ~(笑)
というか、予想では二周目の途中で、
3分前にスタートしたtaku君か、強豪3名パックに捕まってしまうはずなのですが、
どういうわけだか、3周目に突入しているではありませぬか!!!
これは、もしかして???逃げ切れるかも???
っと思った瞬間にずーっと後ろを援護してくれたノッチ君と始めて会話しました。
『私って、3周でしたっけ???』っと・・・。(笑)
そこで、このペースでいけば大丈夫。と励まされてからは、
残る心肺機能、残る脚力、残るモチベーション、
自分の中の残る全てを注ぎ込み走った・・・
先生に教わった引き出しの中身をフルに出し切るつもりで。
最後の九鬼ガ坂までの、緩やかに上る大きな橋の辺りでは、
また、『ノッチ君を千切ってやろう~』っという悪意が沸々と湧き始める。
が、くそ~くそ~くそ~・・・流石にノッチ君は千切れないやんwww(笑)
ノッチ君を千切るのはいつ???
ノッチ君がリハビリ中の、
『今でしょ!!!』
とかとか、自分の心の中で呟いて、
『あぁ~言っちゃったよ・・・』っと自分で突っ込んでしまった自分が恥ずかしいが・・・
最後は、ノッチ君に並ばれてゴール・・・(くそ~くそ~悔しいぞ)
ということで、
『美山ロードのコースを3周回逃げ切れ』
というミッションは成功です。
【走行データ記録】
(7月15日)
1周目:25’16”5(aveg23,3km/h)
2周目:24’53”8(aveg23,4km/h)
最高速:58,1km/h
(8月2日)
1周目:25’17”8(aveg23,1km/h)
2周目:23’56”5(aveg24,5km/h)
最高速:67,9km/h
(9月23日)
1周目:20’30”5(aveg28,6km/h)
2周目:21’47”5(aveg26,8km/h)
3周目:20’36”7(aveg28,4km/h)
最高速:60,06km/h
平均パワー:123w
最高パワー:399w
TSS:248,1
周回練習の後は、道の駅に移動して、
先生に、頑張ったご褒美のジェラートを買ってもらった~。
どうやら私は、いつも必ずカフェオレ味を買うらしい・・・
しかし、350円のジェラートで癒されるって
にほんブログ村
帰路30キロは、ゆっくりのんびりポタポタと・・・
最後の日吉ダムの上り坂は、
『もう、脚がカクカクしてるから上れないよ・・・』
っとゆっくり上ろうとしていたら、evo君が背中を押してくれる・・・
というか、もう一人の可愛い女子と交代で背中を押される・・・(笑)
身体の片隅に残っていた力を振り絞りながら上り切った(疲れた~)
ヘラヘラ~~・・・ヘラヘラ~~・・・
と笑いながら上る口からはヨダレが流れていましたよw・・・
『もう、脚がないよ』ってみんなよく言いますが、
私は自転車を始めて以来、心肺が終わっても脚が終わることはなかったのに、
最近、『脚がもうない。脚が終わる』っという状態に陥っています。
疲れた身体には、やっぱ温泉でしょう・・・
しかも、混浴~~~・・・
と見せかけての、
混足w・・・
夜は、
日頃、自転車に関して色々と理解してくれている奥様方と、お子さんと、
岐阜からお越しのタカさんも飛び入り参加して頂き、
BBQ開催で、
盛り沢山な一日でした。
また、このような企画があがったときには、
是非、自転車生活を理解してくださる奥様にも一緒に参加していただきたいと思います。
美山のふれあいの広場にはジェラート屋さんがありますし、
緑あふれる大自然に癒され、夫への不満も1つくらいは帳消しにできるはず(?)・・・
日吉ダムには、温泉あり、お土産屋さんあり、レストランあり、
若い男性と入れる?混足ありですよ・・・(笑)
あ、私は自転車有りの女子ポタリング、自転車抜きの婦人会を希望します(笑)
にほんブログ村
いつも応援クリックありがとうございます^^
※9月29日(日)に、
一緒に走っていただける方がいましたら、
是非、連絡コメントくださいませ。
行き先:福井県小浜市
走行距離:往復180キロくらい
集合出発時間:am7:00
集合場所:桃カフェ
・・・
休憩3回ほど
・・・
pm12時頃、小浜市で昼食
・・・
休憩3回ほど
・・・
pm17:00頃、桃カフェに帰宅予定
連絡先電話番号:075-861-2333
ヨロシクお願いします^^