良い食事に、良い睡眠を心掛けた。
合宿2日後も、3日後もしっかり休息休脚して、
合宿4日後から練習再開。
自転車に3日間乗らなかったのはいつ振りだろうか?・・・
3日目の休息日は乗りたくて仕方ない気持ちを雨に救われた。
痛めた左足くるぶしの傷も和らいだので、
合宿から四日振りの、木曜日に自転車に乗る。
楽しくて嬉しくて、子どもみたいにはしゃいでしまう(独りでw)
擦れ違う人は、一人で含み笑いをする私が不気味だったに違いないw
自転車に乗って直ぐに気が付いた。
『おや?・・・安定している・・・』
今まで構えないと出来なかった手放しが一瞬で出来る。
何度でも何度でもひょいひょいっと簡単に出来てしまう・・・
調子に乗って~、上り坂も手放しで上れた。
今まで出来なかった、補給食も両手放しで食べれたし、
二人で肩を組んで並走したり、片手ダンシングも出来るようになっていた。
3日間の合宿で『進歩』を感じ、
自分の中で、もやもやとしていた目標が定まった。
・JBCFフェミニンのランキングはトップ10を目指す。
・表彰台に乗る。チャンスがあれば勿論ど真ん中。
っと、こっそりと高い目標を掲げたところ、
合宿をしてくれたチームメイトが、
一勝~入賞が目標設定としては妥当だと私の背中を押してくれた。
そこで、自分の本気度を確かめる為に、
【3日で500km走破】を再挑戦したくなった(笑)・・・。
挑戦するなら、苦しさ辛さを覚えている今、
2週連続で一番キツイと感じる今でしょ?
とか思ったら、もう試したくて仕方ないw
自転車先生に相談したら直ぐにメニューを組んでくれた。
1日目:一人で100km+自転車先生と100km=200km
2日目:一人で150km
3日目:淡路島一周150km
【1日目=183km】
午前中に一人で走る100kmが、
ペースが遅すぎて80kmしか走れなかった。
先生に、『遅い、遅い、遅すぎる』っと何十回も詰られ、
午前中の自分のロスを稼ぐ為にはのんびり走っていられず、
先生と走るペースはいつものように速いw
私の心拍は、常160~170bpm超w
上りではきっちり100%まで追い込むが、二回千切れたwwwww
翌日の一人で150kmが不安になるほどヨレヨレだった。
【2日目=167km】
am8時、走りだすと体が重くて、寒くて、だるい。
心拍が90~110bpmで、しんどくて辛い・・・。
心拍を無理矢理上げに行こうとするが無理だったw
走り出して僅か8km地点で泣きが入り、
先生に『完走は無理かもしれない・・・』と弱音を吐くw
『サイクリングペースでもいいから』っと慰めてもらうが、
既にサイクリングペースなのにどうすればいいのだろうか?・・・
自転車を下りて押そうか?という分けの分からない思考回路がw
こんな日はきっと走らずに休息するべきなんじゃないか?
と思いながらどんより走る。
ここは、合宿で習った一定のペースだと言い聞かせ、
20km/h弱のペースでのっそり走る・・・。
『ゆっくり走ってたらそのうち脚も回ってくる』という言葉だけを頼りに、
なんとかかんとか30km走る。
これだけの疲れに効くのは、苦手な『肉』だろうか?と、
コンビニで、買ったことのないチキンを買い、
コンビニの店内で作ったこともないカップに入ったなめこ汁を作る。
箸でクルクルかき混ぜ、味噌を溶いてはみるが、
一人で寂しい雰囲気と、だるさで殆ど食べれなかったw
補給食に、コンビニの『チキン』を食べようとしている自分に笑えてきた。
しかも、一度では食べきれず、齧ってはポケットに入れ、
また齧ってはポケットに入れの繰り返しw
ジャケットのポケットが油でベタベタになったw・・・
復路は、往路よりも少し元気になるがまだ辛い。
前日に、先生が一緒に100km走ってくれたことを思うと、
途中で諦めきれず、残る力を搾り出すように走り、一度自宅へ戻る。
『やっぱり無理かも知れない・・・』と呟いた後、その場で30分程眠る。
自分から、一緒に走って欲しいと声を掛けたチームメイトのN田さんにも、
断りの連絡をしなくちゃいけないな・・・なんて弱気に思うほど疲れたいた。
が、一人で走るのは精神的にもう無理で、仲間に甘えてみることにする・・・
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チームメイトのN田さんに、体調を伝えサイクリングペースでお願いする。
上りは、1つの上り以外は全て千切れたwあっけなく千切れたw
N田さんの横で並走させてもらい、自転車に関する話を沢山してもらう。
いっぱい笑ったし。元気が出た。
暫くすると復活しだし、心拍も上がりだす。
その時に出来ることを、出来る分だけやる。
ケイデンス130rpmで坂を上るN田さんの技を見せてもらい、
手放しでのスプリント、片手ダンシング、
片足ペダリング等を教えてもらう。
二人で37km/hくらいのローテーションをしたり、
最後は、N田さんが牽く45km/hの巡航から、
ペースが落ちてきたところを私が前に出て、
N田さんが私の後ろに乗った気配を感じて、
慌てずにジワジワとペースを上げ43km/hでオールアウト。
苦しくてしんどかったけど、
『気持ち良かったね~』っと肩を寄せ合えるほど楽しかった。
レースなら勿論後ろを振り切るんでしょうが、
自転車先生の、『後ろの人へ愛を持って走りなさい』という言葉を思い出し、
N田さんと私の、初めての愛の共同列車完成でした(笑)
【3日目=152km】
淡路島上陸・・・
一週間前に合宿をしてくれたEVO君と、
ノッチさんも一緒に走ってくれるというから心強い・・・。
しかし、自転車先生の体調が優れず、
一周50km程のショートコースを3周することに。
最初の1周目は、EVO君とノッチさんの間に挟んでもらい走る。
30km/hペース以上で走ると辛くペースを落としてもらう・・・
途中、ノッチさんはEVO君の後ろでペダリングスキルを練習したり。
もうね、海沿いの向い風が憎いの何のって~w
そんな時は透かさずEVO君が壁になってくれるので有難く張り付く。
EVO君の隣は私の指定席だよ。という安心感。言葉は要らない。
一人だったら諦めていただろう・・・。
そんな時は、ノッチさんの牽く列車にとことん甘える・・・。
一周目が完了し、
Cafeチルコロさんで温かいココアを頂く。
2周目の前半は、
自転車先生が37km/hくらいで牽いてくれる列車で走り、
ローテーションは積極的に私も加わる。
限界は自分で決めちゃいけないんだと上りも踏ん張る。
が、後半になるともう全身に力が入らない。
力いっぱい脚を回したいのに辛くて苦しくて悔しい・・・
もう、体内から出るものは涙しかない・・・
自転車先生が、背中を押すという人力である『愛の手』を、
差し伸べてくれようとするが、愛を持って断る・・・。
少しペースを落としてもらうと、暫くして回復。
そこからまた淡々と走り、2周目完了・・・。
残りの一周は、
心地良いCafeへ行くと、温かさに癒されて、
ついうっかり、『ギブアップ宣言』しちゃいそうなくらいクタクタだった。
Cafeチルコロさんで、パスタを頂き、
残る40kmを、EVO君と自転車先生に一緒に走ってもらった。
EVO君に45km/h列車で牽いてもらい、
必死でついて走る。もう何も残さなくて良いのだと出し切る。
折り返して残り20kmは、自転車先生の後ろにビタ付けで、
海岸からの風はEVO君が壁になり遮断してくれるので、
3人でピタリとくっついて走った。心地良い・・・。
そこには、もし何が起きても許しあえるという信頼感がある。
復路の何度も続く上り返しが結構脚にくる。
『また上るのかよー』っと弱りきった体にガツンとくる。
ゴールした時、
『ありがとうございました~』
『感無量です~』『自転車楽しい~~~』
っと体内から漲る声を自然と発していました・・・
今回、苦しくて辛い中でも私が元気になれたもの。
ゴール後は先週食べ損ねた、
ウェスティンホテルのビュッフェで良い食事を摂る。
反省会やら、自転車に関する話が尽きなかった・・・。
再挑戦【3日間で500km走破】に、
ご協力してくださった皆さんに心より感謝しています。
早くも、2014年度の思い出10選に認定です。
毎週、【3日で500km】を走れば強くなりますか?
っという気持ちはこっそり閉まっておきます・・・
どうやら私は、『自転車バカ』と命名されてしまったようだ(笑)
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