ロードレースのシーズンが終わり、
体も心もいまだリフレッシュ出来てないまま、
シクロクロスに参戦して来ました・・・
(kikuzoさんお写真ありがとうございます)
関西シクロクロス第3戦 スチールの森in日吉シクロクロス会場は、ロードレースとは違って、
アットホームというか兎に角楽しい・・・。
ロードレースでは、一年間挨拶し続けても無視されたり、
レース後の擦れ違いざまに、『今日のメンバーにそれを求めても(笑)』
っと嫌味を言われることもあったけど、
シクロクロスでは、表彰式で結婚報告があったりと和気藹々。
今回のエントリーはL3(レディースの一番下のクラス)
私のfacebookのページで、
買い物競争レベルの動画をご覧になられた方には、
途轍もなく『どんくさい』という事が伝わっているかと思いますが・・・。
結局、レース当日までは練習が一回しかできなくて不安・・・。
取り合えず、どんなコースなのか見ないことにはと一人で試走に行く。
初めてしっかりかけるブレーキの当たりのせいか?
どのコーナーでも、かなり手前から物凄いブレーキ音・・・
周りの皆は静かに曲がっていくのに、
自分だけ、『ギギギギギー!!!』と物凄い音が鳴り響き恥ずかしかった(笑)
でも、ブレーキ無しでは曲がれないと思っているのと、
コーナーはブレーキをかけるというリズムでつい掛けてしまう・・・
芝生の上では脚を100回転くらいでクルクル回していたら、
監督に、『トルクをかけろ』『ケイデンスは70』と指示された。
芝生の上を走り、コーナーを曲がるのも楽しい~。
暫く走ると、アスファルトの上り区間がありギアをかけてグイグイ上る。
ロードレースでは上り区間が大嫌いだけど前にいる人をゴボウ抜き。
コースの中で唯一、一番楽しめた区間が上り坂って(笑)
試走をしたのはロングコース1周で、
実際の自分のレースにはカットされる『シケイン』を飛んでみたら飛べた。
でも、
『路面の悪い下り坂』が怖くて、
どうやって下れば良いのか分からず、
『これは無理だ・・・』と決め付け自転車を担いで下った・・・
『下り』が怖いという気持ちを克服できないまま試走終了・・・
自分のレースまでの間、1つ上のクラスのL2を見学していると、
下り坂のエンドでハイサイドで飛んでいく女子や、
ちょっとした岩場(自分にとっては)の下りで、
『私。押しま~す!!!』っと言って自転車を押す女子もいた。
可愛いスカート姿の女子が激しく飛んでいく姿に怯え、
チェーン落ちしてロックし、クリートが外れない代わりに、
眼鏡がズリ落ちるという人を見て焦り、
更に、一緒にシクロクロスにデビュー戦となった、
自転車先生が、『デビューウィン』を飾ったことに、
『自分も勝たなければ』というプレッシャーが圧し掛かるw
ロードレースでは、スタートラインに立っても緊張しないのに、
シクロクロスのデビュー戦は、心拍計は付けてなかったけど、
自分の鼓動の音が隣の人に聞こえるんじゃないかと思うくらい、
『ドキドキ、どきどき』という音が鳴り止まずにどんどん激しくなっていった・・・
スタート前に喉が渇く。
シクロクロスは、自転車にドリンクを積めないので手元に準備しておらず、
自転車先生に飲み物を車まで取りに帰ってもらうと、
持ってきてくれたのが、『ホットカルピス』・・・
一瞬、『え?』という突込みが脳裏に霞むが、
その冷めて甘さが増したホットカルピスをゴクゴク飲み干す・・・
スタート地点は、小学生の男子と同時。
スタート前には和気藹々としていた雰囲気が、
ガラパさんの『10秒前・・・』というアナウンスで静まり返り、
スタートの先を見据えて集中する。
このシーンと静まり返った一瞬がたまらなく好きである・・・
2列前に並んだ小学生をスタートダッシュでゴボウ抜きにする予定が、
体が硬直して出遅れてしまう・・・。
というか、
『小学生速いじゃねーか~・・・』1コーナー、2コーナー、
を抜け集団が少しバラけた所で、体が動き出し前へ前へ。
同じクラスの女子が、
コーナーでパワフルに抜きに掛かろうとして来たので、
インを閉めて出口で踏んで加速したら離れた。
前にいる小学生の集団の中に、一人だけ体格の良い子どもを発見した?
っと思えば、女子だったようで一気に抜き去る・・・
この時点でL3で1位・・・。
アスファルトの上り坂で小学生集団を捕らえたのに、
試走中に怖くて自転車を担いだ下り坂で千切られたw・・・
でも、レース本番は自転車に乗ったまま、
『下れた~』3周目の下りはスピードを出したまま入ってしまい、
『こわい、こわい、こわいやん~・・・』とブツブツ言いながら下っていたと思う・・・
一人の小学生とデッドヒートで、
アスファルトの上りや、芝生の上りは先行できるのに、
例の下り区間は私の方が遅くて、
1周目は小学生の後ろについてラインをトレースして下る。
2周目の下りは私が先行しアスファルト区間で差を広げる。
いやしかし、小学生が速くて驚いた。
同じクラスの女子とは、2分30秒くらい差が開いていたようだが、
後ろを振り返らず兎に角ずっと全開で走っていた。
例年通りだと、L3は周回数が2~3周だと聞いていたので、
3周走ってゴール地点の上り坂を全開で駆け上がると、
『ラスト1周』だというアナウンスが聞こえた?・・・
15分のレースで、レースタイムは17分の時計が出てたのにおかしいな?・・・
っと思いながらも、レース進行に従いラスト1周を全開で走る・・・
(レース後、4周回にしたのはトップを走っていた私の責任だと言われるw笑)
『喉が渇いたよ~・・・』と、何度も何度も自然と舌が出る・・・
アスファルトから砂利道に変換する区間が妙に楽しかったり、
ダンシングでグイグイかかるトルクが面白かったり、
最後は、自転車先生に『ブレーキ要らんぞ』っと言われ、
コーナーをブレーキ掛けずに曲がったり、
初めてのレースで色々な事を教わり、学び、
買い物競争レベルだった主婦がレース中に覚醒した(笑)
最後の上り坂を、ずっとずっと応援してくれていた、
直美ちゃんに『はるちゃん~ゴールスプリント見せて~』?
っと言われて更に全開で上ろうとすると、
どうやら自分が1位で、2位との差が2分30秒くらい開いていたので、
自転車先生は、
『どうやってゴールするか考えろ』・・・って言ってくれるんだけど、
今まで走ってきた全開リズムを止める事ができずに、
ゴールまで兎に角全開(笑)・・・
シクロクロスで優勝する事が初めてだった主婦は、
なんだかよく分からない、『ヨイショ~』ポーズでゴールしてしまった(笑)・・・
次は、『ジュンタ・ドール』みたいにかっこよくゴールしてみたい(笑)
表彰式では、L2、L1まで目指すことを誓います~
頂いたシクロクロスのワッペンは順位ごとに、
金、銀、銅色に色分けしてあることに写真を見て知りました。
応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
そして、シクロデビュー戦で分からない事を親切に教えてくれたり、
レース中、アチコチ移動してずっと声援を送ってくれた直美ちゃんありがと。
次のクラスは、シケインもあるロングコースなので、
自転車に飛び乗る、飛び降りるという事から練習しないとですね・・・。
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