天候:晴れ
会場:【堺みなと公園】
参戦クラス:L2
エントリー:28名
結果:4位
二年前から、シクロクロスへのお誘いは頂いていたものの、
絶対に嫌だと拒絶していました・・・。
しかし、ロードバイクの操縦がもっと上手くなりたくて、
拒絶していたシクロクロスの扉を叩く日がやって来ました・・・。
土の上を走ったこともなければ、マウンテンバイクの経験もなかったのですが、
河川敷で練習し始めると、シクロバイクを予想以上に乗りこなす。
芝生や砂や泥、芝生の斜面を上ったりは練習すれば何とかできる・・・
タイヤが路面と接地していれば何とかなる。
しかし、どーしても上手く出来ないことにぶち当たるw
何ができないかって、
『自転車を担いで板を飛び越える』
というのが、上手くできない。
つまり、シクロクロスでいう、
『シケイン』が下手すぎて残念・・・
シケインを
格好良くピョーンと飛び越えたいが脚が上に上がらないw・・・
おまけに、シケインで自転車を降りる度にドッと疲れるw・・・
老いを感じるのは気のせいか?・・・
シケインでは抜かされるくせに、その後の自転車に乗車で追い抜かす。
L3でデビューウィン、
L2でデビューウィン、
目標はエリート昇格だ。
という夢破れる・・・
L2、デビュー戦はドロドロの土と、砂が上手く走れず悪戦苦闘。
自転車を押し歩く回数が増え、クリートとペダルの土が取れずに、
クリートが嵌らずに平ペダル状態。
シケインで自転車を降りる時も、左足が固定されていないので上手く降りれずw
途中、やる気が失せてコース脇に回避し、後続にコースを譲る始末w
一生懸命走ったが、とても全力で頑張ったとは言えない結果であり、
『才能もセンスも無い』っと言われ、
『ロードが速い人がシクロクロスが速いとは限らない』と言われ、
もうシクロクロスなんて大嫌いだと凹む。
が、このままでは止めれない自分が何処かにいて、
大体シクロクロスのことを全く分かっていないし、
練習量が2,3日で勝とうなんて舐めているw
他人の動画を観て研究してみた・・・
そして、L2での2戦目は堺みなと公園。
タイヤもハーフグリップからフルグリップに変えてもらい、
ペダルも、言い訳ができないようにデュラエースに変えられた(汗)
自転車先生と一緒に試走をする。
ハーフグリップタイヤの時はリアタイヤが滑らないように、
自然とトラクションを掛けないように乗っていた。
泥も芝も、しっかりグリップするってこういう事なのか・・・
問題がありそうなキャンバーのラインは入念にチェックした。
中でも、3箇所設けられた『砂』区間が楽しくて仕方なく、
一度も脚付きせずにクリアする。
試走後は、『今日はイケル。勝ちにいける』
と言ってしまうほど上機嫌な主婦って幸せ者だ(笑)
自転車先生のアドバイスをしっかり聞いて、
スタート・・・
先頭に出るつもりで、スタートダッシュするが、
掛かりが遅く出遅れ7、8番手辺りorz・・・
木の根っこ区間で一人ずつ抜き、
3番手まで上がる・・・
1、2番手の選手は同チームで、
応援団からも『ワン、ツフィニッシュやー!』と熱い声援が飛んでいた。
『踏めるところで踏んでいけー』
という自転車先生と、監督の声援を聞き、ロードよりも強く踏んで走る。
コーナーでイン側を押さえ、
二番手に浮上。
先頭を追いかけ、1個目の砂区間で先頭を捕らえる・・・
がしかーし・・・
砂区間半分の辺りで、30秒前にスタートした男子が目の前で落車・・・
自転車が真横に倒れ、回避できずにフルブレーキで、
前転して男子に突っ込むw
両手を離さずに転んだので、
タイヤが空中に見え、まるで金のシャチホコ状態w
その姿を観た観客も盛り上がってくれていた・・・
(砂区間の私の写真をお持ちの方がいらしたら是非分けてください)
転ぶ瞬間に後続に抜かされるのを確認w
直ぐに立ち上がるが、自分の自転車が男子の自転車と絡まってディープキスw
絡まる自転車を必死で外して前を追いかける・・・
何人抜かれたかなんて分からないが兎に角前へ前え・・・
すると、また砂区間で前の人が転んでそこへ突っ込むw
二度目の前転を自転車先生に目撃されたw
私が転ぶ姿を思い出しながら話をする、自転車先生の含み笑いが憎らしいw・・・
『ここからやぞー』
『諦めるなー』
という自転車先生と、監督の温かくて熱い熱い声援は私に届き、
砂と血が交じった涎がタラタラ流れるが前を追う・・・
シケインは、買い物競争レベルで抜かれる事の方が多いが、
自転車に乗車してシケインで抜いた人を抜き返す。
最終周回、
『3位と15秒差やぞー。諦めんなー!』
という声援が聞こえ必死で走る。
砂区間をダンシングで抜けきり観客を盛り上げる~
最後まで諦めずに走りましたが4位でゴールしました・・・
レース中、皆さんが私へ温かい声援を送ってくださっていたのは
全て聞こえていました・・・
シクロクロスのレース中は応援団に笑顔で応える方もいらっしゃいますが、
私にはそのような余裕が全くありません・・・
応援してくださる皆さんの声援が本当に嬉しくて、
『あの方の声だな・・・あの人も応援してくれてるんだな・・・』
『最後まで頑張らなきゃ・・・』
っと、
心の中ではとてもとても感謝しながら走っています。
『本当にありがとうございました・・・』
にほんブログ村
いつも応援クリックありがとうございます^^