体調不良を起してから約1ヶ月半が経過…
当ブログをご覧になり心配してお声を掛けてくださった方には、
本当に申し訳ありません…有難いお心遣いに感謝しています。
そして、苦戦しながらの一ヶ月半、
本当によく我慢したよね。私じゃなくて自転車先生が…。
温かく見守り続けて一緒に走ってくれた自転車先生には本当に感謝しています。
思うように走れずに悔しくて溢れる涙を何度も流し、
またそれを隠すのにサングラスが外せなかった毎日…
一人ならワーッと泣き叫びたくなるくらい悔しくて辛かった…
でも、そんな辛い時も自転車先生や、ナカータさんが居てくれたお陰で、
何度も何度も救われ心折れることなく頑張れました。
この歳にもなればちょっとした体調不良もあるでしょう…
けれどロードバイクのレースを追いかける選手として、
『思い切り走りたいのに思うように走れない』
苦しい時に途中で諦めることもしてないし常に限界突破で挑んでいるのに、
『走れない…』
その原因は、血液中のヘマトクリット値の減少にあり、
スポーツ選手としては致命的…。
遺伝子の関係などでヘマトクリット値が高くドーピングぎりぎりか、
またはそれを超えている方も中にはいらっしゃると思われますが、
私の場合はその反対で平均値より低い逆ドーピング値になってしまうようです…
二年前にも同じ症状になりそれ以来気をつけていたのですが、
5月に出場した堺クリテリウムの後に練習強度が上がり、
それに伴い良い食事や睡眠をとるように心掛けていましたが、
7月の広島のレースの時には酸欠を起こしてしまいました…
このままではいけないと、
しっかり食べてしっかり眠り生活リズムを改善し、
暑い日中の練習を避け、朝練、夕方の二部練習に切り替えた。
そしてそれから一ヵ月半…
ようやく、元の体調に復活しつつあることを感じ取れる走りができました。
8/10(月)pm16:00~自転車先生と美山方面へ、
亀岡に集合出発で自転車先生のツキイチで。
ずっと向い風だったせいか?調子の悪い私を労わってくれているのか、
少しペースを抑えていつもに増して丁寧に走ってくれているのが分かる…
これはもう、千切れることは許されないと自分に言い聞かす。
幾つも訪れる上り返しも心拍が上がらないので踏んでいくしかない。
神楽坂も4倍目安に踏み続け、
頂上まで来てしまえば更に踏み込み何としても食らいつく。
長いトンネル内で素早く休脚しながら大好きな高速の下りに備える…
がしかし、この日の下りは向い風で踏み回さなければならなかった。
美山ロードの区間に入り、残すところあと5kmほど。
私が千切れなければ自転車先生もゴリゴリ踏んで行くのを止めない…
右コーナーのグンッと上る坂で少し離れてしまうが、
ギアを掛けて踏んでまた自転車先生の後ろにツキイチ。
最後の7%の大きな橋は前に出るなんて出来ないが、
5倍以上で踏み続け息絶え絶えになりながら上りきる。
そこで終わりではなく、いつもそのしんどくなった状態から、
『ふらっと美山』までのラストスパートが待っている。
心拍域が上手く上がってくれずにしんどいんだけど、
ここまで来ればもうゴールまで出し切るだけ…
オールアウト。『ヘロヘロヘロ~…』
一時間15分で40km。AVG30,0km/h
久し振りに美山まで来た。いや、やっとこさ来れた…。
復路はまた自転車先生のツキイチで。
今年から高速ローテーションにもずっと加わっていたので久々のツキイチ。
最近は美山までノンストップで走りきれることが無かったので、
ツキイチでも休めてるわけでもなくしっかり踏むところは踏む。
普段からツキイチでもずる牽きされるので、
後ろでは休めずに自分が前に出ないと休めない状態ですが。
復路もノンストップで帰る予定が、自転車先生から日吉ダムに入る合図…
どうやら自転車先生はハンガーノックを起していたようで、
あと20kmなのに珍しく甘いパン二個を物凄い勢いで食べ、
その後、自転車先生は椅子に腰掛けたまま暫く放心状態…
そこからは、私が先頭固定で帰ることにしましたが、
今まで、自転車先生はどんな時も私がゆっくり走っていると、
後ろからヌーッと前に出てきて無言の圧力をかけてきます…
それは、厳しい練習で出し切った後だろうが、
自転車先生が骨折中であろうが如何なる時もです…
なので、自転車先生がハンガーノックであろうと気を抜いた走りはできません。
使命感と責任感やらが交錯し後ろの自転車先生へ愛を持ちつつ、
日が暮れる前に連れて帰ろうとゴリゴリ牽いて帰りました…
いつものゴール手前のスプリントポイントでは、
ハンガーノックの自転車先生は別として、
ハンガーノックではない私はスプリントしとかないと後で何を言われるか?
っと思い、腰を上げスプリント開始~~~…
すると、ハンガーノックのはずの自転車先生がヨレヨレと刺しにくるではありませんか?!
ちょっと驚いて速度を緩めてしまい不発。
ハンガーノックの自転車先生に刺されてしまいましたorz…
でもまぁ、久し振りにノンストップで美山まで走れたし、
私が先頭固定でも速度アベレージは落ちなかったし、
まずまずの走りができたので良しとしましょう…
この走りが明日も明後日もずっと続けば良いのにな。
明けて翌日は、
自転車先生とam5:30出発で湯の花から美山へ。
午後からはチームTTの練習日でもあったので、
今日は園部コース40kmを走るのかな?っと思い、
湯の花の上りも頑張ります。途中二箇所の信号に引っかからなかったので、
休憩無しで山頂まで。二個目の信号からは5倍以上を踏み切って。
この時にも、調子が戻ってきていることを感じる。
湯の花から勝手に思い込んでいた園部コースを裏切られ、
ずっと40km/hオーバーで走り、日吉ダム手前のトンネル上りも千切れず。
日吉ダムを過ぎてから5分間のローテーション開始。
自分が前に出ても速度を緩めないように意識しながら走る…
神楽坂も4倍目安で上りきる。
下りは自転車先生に離されないように着き、
そして終盤の上り基調も耐える。
苦手な右コーナーの上りは腰を上げ前に出て上りきる…
さぁ、本番はココからです。大きな橋のところは踏みまわし、
4倍から5倍、6倍を越えて最後は踏めるだけ踏み、
上がった心拍が落ちきる前にそのまま加速。
『はぁ・・・・・走りきった』
55km、AVG31,2km/h
復路は私1分、自転車先生3分のローテーションで。
ゴリゴリ牽いてくれるので私もゴリゴリ牽いた。
日吉ダムでAVG31,5km/h、
日吉ダムでお話した方と記念撮影…
アラーキーさんと
Gokigensanまた近いうちにお目にかかれることを楽しみにしています。
往復100km+α
アベレージを落とすことなく帰宅しました。
『ハンガーノックになると他人にも迷惑をかけるので気をつけよう』
っと反省した自転車先生は、早朝でまだふらっと美山がオープンしておらず、
暫く走って見つけたコンビニにピットインして珍しく『炒飯』に食らいつく。
7時から開いている店はないか???…
何か食べる物はないかと必死でサイトを検索する姿は忘れられません。
私はヤキソバパンを。
また明日も、その次の明日も良い走りができるといいな…。
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