『亀桃鹿』
亀とは、亀岡市のとある中学校の同級生で発足された自転車部である。
桃とは、わたくし桃春グループのことである。
鹿とは、とある会社の社員で発足された自転車部である。
3つのグループを合わせて、亀桃鹿と呼ぶのである。
って私もついさっき気付いたんやけどな…。
えーと、
10月の三連休の初日は京都~金沢市までの300kmを、
夜通し自走で走っていまして、その帰路は人生初の輪行で帰宅。
で、帰宅して直ぐにゲストとしてお誘い頂いた飲み会に参加し、
飲み会終了後に急いで仕事場にて書類整理…
うーん、
寝てないぞ。寝てないぞ。40時間くらい寝てないぞ…。
と、そんな状況のなか、
飲み会で突如お誘いくださった『丹後半島一周ライド』にも、
絶対に参加したかったので『起きれたら行きます』ではなくて、
『是非ヨロシクお願いします』と参加表明したのに、
目覚ましをかけずに寝落ちしてしまったようでして、
朝、ビックリして目覚めて布団に紛れ込んだ携帯電話を必死で探して、
『がーーーーーん…』
集合時間の6:30は一時間前に過ぎていた…
慌ててラインを見たら、
『桃春ちゃん、自走で来てね』とか書かれてあり、
『行けるかー!』と突っ込んだ直ぐ後、丹後半島までの地図を検索していた私…
自転車先生に参加できなかた旨を報告したら、
『マジか?!』っと驚かれた…
この3年間、自転車先生との練習は、
寝坊したり休んだことが一度も無いのが唯一の自慢だったのに。
まぁそれからという一日は、
丹後半島に参加したメンバーから楽しそうな写真がドンドンズラズラ転送されてきて、
『く、く、悔しいー…』と指を銜えて羨ましがること度々…
で、丹後半島ライドに参加できなかった翌日は、
同グループ主催のFUNライドに心して参加させて頂きました…。
集合場所には30分前に到着する勢い…
FUNライドってサイクリングだよね~?!
スカート履いた日はサイクリング宣言。
今回の参加者は左から、
かずみんさん、
タロちゃん、
しかっち、
と、左に写っているサワーダさんと桃春の5名。
(以下、お写真掲載許可をいただいてます。)
今回の目的地は京丹波にある『パンドーゾ』さんで、
亀岡市から片道約50kmの地点です。
まずは、かずみんさんと、サワーダさんと3人で走る。
私と同じで坂道が大嫌いなかずみんさんは、
坂道を上らなければいけない状況になると、『あほー』と叫ぶらしい…
いつも、これでもかーってくらいど平坦を走ることには徹底している様で、
ど平坦よりも2%くらいの坂道を選択して走る私は悪魔に見えたに違いない(ふふふ)
私が先頭の時は上りは抑え、平地も一定のペースでゆっくりと走る。
『遅すぎない?』っと感じるくらいのペースでゆっくりと…
ええんです。ええんです。今日はサイクリングなんですから。
かずみんさんが気を使って先頭交代してくれた時の方がペースが速い(ははは)
シカッチとタロちゃんの待ってくれている、
園部にある道の駅『新光悦』まで走りそこで小休憩。
かずみん『さぁ、お食べー!』
タロちゃん『ムムム…』
そこから集まった5人で目的地を目指して走る…
かずみんさんは坂道は大嫌いだが信号ダッシュの踏力は凄いっ!
着いていくのが嫌になるくらいパワフルで羨ましい。
シカッチが先頭に出たら後続列車崩壊w…
ええんです。ええんです。今日はサイクリングですから。
空かさず最後尾から私が2番目まで上がっていき4人まとめてゆっくり走る。
先頭で一人ぼっちになったシカッチが『あれ?』『あれ?』『あれれ?』と、
何度も不思議そうに後ろを振り返る姿が面白くて笑けた(あはは)
ええんです。ええんです。今日は楽しいサイクリングですから。
長閑な村中を走り抜け、
鉄道マニアのかずみんさんを喜ばせようと、
下見に行ったけどずっと内緒にしていた鉄橋が見えてくると、
後ろにいたかずみんさんが予想通りに興奮してくれた。
興奮しすぎて、心配していた今回唯一の上り坂の勾配を、
これっぽちも感じなかったのではないだろうか?
『この坂道アカンのちゃう?またアホーって叫ばれるんちゃう?』
『いや、この鉄橋見せたら坂道頑張ってくれるやろか?』
という、坂道嫌いのかずみんさんへの仲間の配慮は素晴らしく、
一緒に下見をした私は、仲間に対する思いやりにとてもとても感動した…
みんなで記念撮影をしていたら、
な、な、なんと、これを見ると良い事があるという伝説の?
L特急が通過した!!!
この鉄橋の直ぐ横には旧橋も残っており、
鉄道マニアでない私もかなり興奮できるスポットである…
それから道なりに進むと『下山駅』があり、
殆ど坂道を上らないで済むコースで目的地に到着。
目的地の廃校の前が今回二番目となる坂道だったように思うが、
坂道嫌いのかずみんさんは目的地を目の前にすると、
坂道を見ても『あほー』とは叫んでなかった…(にやり)
お待ちかねのランチはみんなで分け合うことに。
地野菜だけの野菜ピザ。
もしかして、かずみんさんはお肉が苦手な私に配慮してくれたのかな?
丹波産の黒豆と栗のピザ。
キノコの山パスタに、
悪魔のペペロンチーノは辛さレベル5段階の上から二番目の『赤松』を。
みんなは食べた後に次回は一番下のレベルにしようっと言ってたけど、
辛い物が苦手な私は、一本のパスタを唇に近づけた瞬間にアウトー!!!
一本も食べれずにギブアップでした…
ガーリックトースト…
食後は運動場で遊んだ。
馬跳びしたり…
逆上がりをしたり…
逆上がりが出来ない人…
『はい、立ってなさい~』
はい、サワーダさんも、
『立ってなさい~…』
タロちゃんは、逆上がりも懸垂も馬跳びも出来て、
腰に手を当てたかずみん校長にスローモーションでの逆上がりを催促され、
『もうちょっとゆっくりやって』と何度も何度もお手本を見せたというのに、
かずみん校長に、
立たされるw…
いやいや、一番立たされるべき人は『あなた』ですから~…(逃げろ~)
さてさて、楽しかった廃校ともさよならの時間です。
帰路は、篠山方面から帰ることにした。
帰る道中にあった立派な橋は、
タロちゃんが造ったんだそうな!!!
走りだして25km地点のミニストップで小休憩を挟み、
向い風は頼れるシカッチが先頭を牽いてくれた。
372号線の、園部方面と亀岡市方面の分かれ道まで来た。
京都市内から自走で来られていたサワーダさんは往復で130km走行になるが、
園部方面から帰るよりも亀岡方面から帰る方が15km程短縮でき、
それまでの走行ペースと男子が二人居なくなってからのペースを考えると、
1時間以上は短縮できる。
肌寒いと日中からずっとウインドブレーカーを着ておられた事から、
誰よりも早く寒気を感じるのではないかと推測される…
更に、一番長い距離を走られてるのでエネルギーの消耗も一番激しいだろう。
ゆっくり走っている時こそ補給をする事を怠ってしまいがち…
車載で来ている人は早く帰らなければいけない理由から車載な訳であり、
自走で来られていたサワーダさんにも出来る限り自力で、
暗くなる前には何としても自宅に辿りついてもらいたい…
私の考えるタイムリミットは、
トラブルがあった時の時間を上乗せできるように16:00着。
とにかく坂道が大嫌いで、
皆と走る時も坂道を徹底して避けるルートを選択するかずみんさん、
『桃春ちゃんとサワーダさんは近道して亀岡方面から帰ってください』
『私は一人で園部方面から帰るから』っと言っていたかずみんさんだが、
私も、かずみんさんを一人残しては帰れない…と困っていたら、
かずみんさんが私の近道しようという提案に歩みよってくれた…。
そうと決まれば先を急ぎます。
が、坂道が大嫌いなかずみんさんが歩み寄ってくれたので、
なるべく坂道がしんどかったと感じないペースまで落として先頭を牽きました。
上りが大嫌いな私がシッティングで上れるペースであっても、
かずみんさんはダンシングをしていたのでもっとペースを落として上る。
最後の上り坂の頂上手前で、
坂道が大嫌いでずっと避けてきた道を帰ることを怯えていたかずみんさんの口から、
『坂道もう終わり~?!』という心弾ませる声が聞こえた…
『思ってたより上り少なかったー』っと言ってもらえてほっとした…
私も上りは苦手なので、かずみんさんの気持ちが痛いほどよく分かる。
つか、あんたー、
『いままでどれだけこの道避けて来たんじゃい?!』
『毎回毎回どうやって篠山市まで行っとってん?!』
まぁ、かずみさんが頑張ってくれたお陰で、
亀岡市には15時に到着できたので、
サワーダさんも日没までの寒くなる前に無事に帰宅されたことでしょう…
走行距離はぴったり90kmだったので、
残り10km追加練しませんか?とかずみんさんをお誘いしたら、
いいえいいえ、と首と手を大きく横に振り即答で断られました!
いやーしかし楽しかったな…。
今回のライドに参加できなかった人に、楽しそうな写真をバンバン送信してやろうっと。
ご一緒させてくださった皆さんありがとうございました。
※今回の文面は参加されたメンバーに許可を頂き多少色付けしてあります…
みんなと別れたその日、自転車先生との追加練では、
走り始めて直ぐの坂道であっという間に千切られてしまいました…
しかも、金沢まで行ったこのくそ重たい仕様の自転車に。
『ちきしょー坂道なんて大嫌いやー!!!』
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