JBCFレース10月以降3連戦を記録しておきます。
【大星山ヒルクライム】
開催日: 2015年10月3日(土)
開催地 :山口県熊毛郡平井町 大星山特設コース 全長約8㎞(標高差428m、平均斜度5.1%)
会場住所:山口県熊毛郡平井町大字平生村584 柳井紙工株式会社(駐車場)
結果:6位
『上りが苦手な桃春さんがどうしてヒルクライムに?!…』
という皆さんの問いかけが聞こえてきそうですが…
翌日に山口県で開催された『きらら浜クリテリウム』のアップがてらに…
もうね、上るなんて出来れば避けたい訳ですが、
出場すると決めたからには人並みに、また昨年の記録を更新したくて、
自分なりに練習していました…。
上る…
上る…
上って…
新紅葉~神吉~旧紅葉峠~日吉ダム~折り返して日吉の3段坂~越畑~神吉
峠と上り坂ばかりをループにして上る…
こんなに上りばかりをループにするなんて…それは、
今年の目標は、
・昨年のタイムを2分縮めて30分切りを目指すことと、
・女子のスタート時間よりも6分遅れでスタートする自転車先生に抜かれないこと。
スタートして先頭集団にいたのは半分の4km付近まで。
キツイ上りで千切れた後の下りで追いつくが、
その次の上りでは完全に千切れてしまい一人旅。
後半の勾配のきつい上りは、『昨年上った時はこんなにきつかったかな?』
と、何度も何度も心が折れかけて、
(もう脚をついてしまおうか…)という弱気と葛藤しながら耐える。
今回初の参戦となる自転車先生に、『私でも半分は着いていけたから大丈夫よ』
なーんて言って誘ったけど、この激坂に今頃怒ってるだろうな?…
っ思いながら自分もえんやこらと上る。
サイコンに表示される勾配は26%とか???…まじか?!
結果は32分台で昨年よりも1分遅かったw
上位選手のリザルトを比較してみると、上位選手も昨年よりも1分遅かったので、
うん。これは集団のペースが遅かったということにしておくのだ…
必死で上り、自転車先生に抜かれることがなく、
ゴールで自転車先生を待っていると1分後くらいにやって来た。
はて?その余裕なゴールは何ですか?…っと問いただしてやりたいと思いました。
ゴール後は、
頂上にある展望台に上ると絶景が見渡せました。
チーム内で上りが苦手なこの二人の参戦を、
『どうしたんですか???…』っと、
他チームの皆さんに突っ込まれまくりました…わはは
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【きらら浜クリテリウム】
開催日時: 2015年10月4日(日)
開催地:山口県きらら博記念公園内北側駐車場特設コース(1周約2.3km)
住所:山口県山口市阿知須509番50 山口きらら博記念公園
レース距離:7周回(16.1km)
結果:4位
このコースは得意なド平坦だけど毎回暴風がきつくて苦手意識が強い。
関東圏から距離もあるので参加者も少なく寂しいレースだ…
前日の苦手なヒルクライムではお約束の最下位を死守したので、
得意の平地では良い結果を残しておきたかったが、
スタートして2周目ホームストレートで前の人の中切れに対応が遅れ、
先頭に追いつく2コーナーまでを暴風向い風区間を一人で走ってしまう。
2コーナーで何とか追いつき苦しみながら最後尾にへばりついていると、
私の前にいた強者が最後尾の私をチラチラと何度も何度も意識し始めた。
走力の差があるのでそんなに警戒しなくてもよいのでは?…
ゴール前でイレギュラーを狙っている私を早目に処理しようとしているのだろうか?…
私は地元賞がもらえるポイント等も微塵も狙ってはいない。
すると、ポイント周回に掛かるホームストレートでその選手のアタックが掛かり、
体が動かず反応できず先頭集団から千切れた…
目の前には同じく先頭集団から千切れた二名の選手がいたが、
二人で回して先頭集団に追いついたが私はそこへも追いつけずw
レースの半分は個人タイムトライアルとして走り続けた…
この広いレース会場を一人寂しくタイムトライアル…
ホームストレートに帰ってくる度に皆さんの熱い声援が励みになり、
最後まで心切らさずに粘りに粘って周回毎にタイムを上げ、
前の二人に追いつき追い越して何とか4位でゴールしましたが、
今回のレースはTTではなくクリテリウムです…
あぁ、ゴールスプリントしたかったな…
レース会場で会うと必ずお声を掛けてくださるOさんには、
今回、先頭から千切れてしまってからの粘りを褒めていただき、
大変自信にもなりました。
良い所を褒めてくださるのでモチベーションが上がります(感謝)
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【美浜クリテリウム】
開催日 2015年10月25日(日)
開催地: 愛知県知多郡美浜町 周回3.75km
スタートフィニッシュ:愛知県知多郡美浜町黄州谷
レース距離:6周回(22.5km)
結果:4位
先頭の3名からは1分30秒程の差をつけられての、
4、5位争いでのゴールスプリントでしたが、
その1分30秒間にはライバルとして正々堂々と戦った二人にしか分からない、
苦しかったけれどとても充実した時間でした。
ゴールラインを切った後、4位だったにも関わらず、
応援してくださった皆様が温かい拍手で迎え激励を送ってくださった光景を、
私はこの先、忘れることはないでしょう…。
この美浜クリテリウムはスタート直後に上りがありまして、
上りが苦手な私としましては、クリテリウムじゃなくてロードレースなのでは?
っと思えるほどの上りです。
下手すれば一周目の上りで千切れてしまう可能性大です…
リアルスタートと同時に昨年のリザルトからも予想されていた、
トライアスロンのプロコーチの選手が飛び出しました。
行かないのか?追わないのか?誰かが行ったらという感じでお見合い…
私は監督の指示で、マークしていた選手が動かなかったので集団待機する。
集団内は序盤から、『ローテーションをなぜ回さないのか?』という、
一人の選手がある特定選手に対する暴言で最悪の雰囲気でした…
女子は参加人数も少なく、力のある選手が協調性を持たなかったりすると、
その行為は目立つので悪い印象を与えてしまうのかも知れませんが、
そもそも自転車レースは『ローテーションを回さなければいけない』
というルールは何処にもありません。
リーダージャージを着ている選手を勝たせたくないと思うのは、
ライバルとして認めているというある意味当然の事ではないでしょうか…
と思いつつも、人数の少ないレースで雰囲気の悪い中を走るのは嫌なので、
私が率先し仲裁役を買って出ていました…。
参戦者の中では、上れる選手と私の心拍域の違いを見せ付けられました。
上りで離された距離を長い下りを使い、アウタートップで踏み回して追いつくのです…
2周目の上りで集団の上れる二人が抜け出してしまう…
これを追いかけるのに下りで踏んで行ったら一人になり、
意思疎通の取れていない前の二人の間に距離が開いていて、
この私が一人に声を掛け拾い、前を走るリーダージャージを着る選手に追いつけた。
暴風向い風のホームストレートでなんと追いつけた。
追走の二人に追いつくとまだある選手の暴言は続いていました…
また3人の中では一番走力が劣るこの私が、
仲裁をし逃げている選手を一緒に追いかけようと声を掛けました。
ホームストレートを3人で回し上りに差し掛かると、
また、『どうして回さないの』という紛いの暴言…
私のペースで良ければ前を牽いて差し上げたかったが、
ご存知でしょうが上りは遅いんだってばー…
『無理~牽いてあげたいけど前には出れない。切実…』
あまりに煩いのでバイク審判に失格扱いにしてもらおうか?
と思っていたところ暴言を吐き捨て上りでダッシュされた…
それに反応できた人が私を置き去りにする…
『おいっ!さっき救ってあげたのに置いて行くのか~?!』という心の嘆きは届かず1レースで、
『同じ場所で二度千切られ屈辱www…』その後も、下りで60km/hオーバーで踏んで前の二人を追いかける。
が、ホームストレートの1コーナーで、
『前を追わんでいいぞ』という監督の指示を、
どういう意味だろう?とポカーンとしていたら後ろから追いつかれた。
そこからは、私とバルバの選手との戦いが始まる…
お互いが全力で暗黙の了解で牽き合う。牽制するとか一切無し。
一緒に走っていてとても気持ちよかった…。
最終周回は、どうすれば相手に勝てるのか?ということを考えながら全力で走った。
ホームストレートに帰ってきた時に前にいた相手が、
私を後ろに付くことを嫌がり大きく蛇行し始めたので、
『了解。最後は一対一の対決だね』っと心の中で決意した。
相手は道路の左端を、私は道路の右端を二人は離れて走った…。
暴風向い風のホームストレートがとても長く長く感じた。
ゴール付近には熱心に応援してくれる監督が居たこと、
そして今回参戦できなかった自転車先生が、
Uストリームの放送をきっと観てくれているはずだと思い、
二人の為にゴールスプリントを全力で開始すると、
ギリギリで前の選手を刺すことができた…。
レース後に、『ナイスファイトでした』っとお互い賞賛できた良いレース内容でした。
写真提供:Kensaku Sakai様
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