開催日: 2016年7月3日(日)
開催地:広島県中央森林公園サイクリングコース(12.3km周回コース)
住所:広島県三原市本郷町上北方1315
レース距離:12.3km×3周回=36,9km
スタート時間:13:26~
天候:晴れ
サポート協力:
YONEX株式会社様、
ワコールCW-X様
ウインクレル株式会社様
写真提供:
FABtroni+camera様
結果:22位/27名エントリー
前日に続いてニ連戦のレース開催は同会場でした。
前日にチーム員が食事を摂れないほどの熱中症になり、
日曜日も朝から猛暑となることが予想されたので、
一人2ℓの水を二本ずつ買い込み会場入りする。
朝から水分を多目に飲んだり塩分の含まれた食品を摂取し、
チーム員同士で声を掛け合うなどして熱中症対策を心掛けた。
私のレースは3周回でボトルは1本でもいけそうだったが、
開始時刻が13:26~だったので二本積みにし内1本は真水にした。
最初に水を被るとずっと被らなければいけなくなるなんて言ってられないくらい暑く、
スタート前にチーム員のタクさんから水をもらい頭から被る。
前日走って順位に絡めることはないと思ったのでせめて完走を。
3周回なら完走できそうだが前日の5周回より2周回減るのでペースも上がるだろうか?
前日のレースがDNFだったので何としても完走したい…。
スタートしてペースを作っていく全日本選手の傍につける。
テクニカルな下りは前で入るが全日本選手の傍でラインを学び、
初心者が前でペースを上げても強豪勢が下がれば自分も下がり、
下りで無茶苦茶なライン取りをする選手に、
『3段坂で前が落ちてくるから大丈夫ですよ』っと注意されているのに、
言うこと聞かずに腕を掴まれ列の外に出されていた。
必死すぎてフラフラ走っている人も同様自然と列からはみ出される。
尤もだと自分は決してオーバーペースにならないように対処していく。
やはり、3段坂までは下りのスピードも楽しいし余裕があるが、
3段坂に差し掛かった途端に後ろからガッサーと抜かれた…。
でもしかし、昨日よりも脚に力が入る感じがした。
遅れても慌てずに自分のペースで上っていくと前の人が近付いて来た。
上り坂で前を抜く感覚は初めてでモチベーションも上がった。
そして何よりも一番辛い3段坂の最後の三段目で、
他所のチームの方々が大声援で励ましてくださり心折れることなく頑張れた。
速度の遅い私にとっては、あの坂道はとてもとても長く感じられますが、
何度も何度も声を掛けてくださり『うん、うん』と頷くことしかできないが、
私が頑張れるであろう言葉を送ってくださり、
『六丁峠の方がきついぞー!!!』という私の地元にある峠の名前が聞こえた時は、
他所のチームの方なのに私のことを見守ってくれているのだと思うと、
本当に本当に全力を出し切って上っていました…。
前日と違ったのは3段坂で一人になった後、
一周目のホームストレートに帰ってくると前の4人が目視できたこと。
ホームストレートで腰を上げて追いかけようとしたら、
カメラマンのBOSS高木さんが大声を張り上げて、
『そうやー最後まで諦めるなー追いかけろー』って言ってくれた。
下りで踏んでいくとその勢いで上り返しが上れる箇所が幾つもあり、
前日よりも自分のペースが上がっているのが分かった。
下りで前の4人を捕らえることができたのに、
やはり三段坂でぶっちぎりで置いていかれるorz…
三段坂で置いていかれまた一人旅になった分を下りで詰めていくの繰り返し。
完走する為に横着しないで何度も何度も頭から水をかけ、
ちゃんと水分も摂取するように気をつけながら走った。
毎周回、最終コーナー手前で声援を送ってくださったZAS Racingのみなさんは、
アウターのままコーナーに入る私に『インナー』っと声をかけてくれました。
そして、ニ周目最後のホームストレートに帰ってきた…
単独で走る私にJBCFのスタッフの方が名前を呼んで『頑張れ』っと言ってくれ、
こんな私でも名前を覚えてくださっているのかと思うと嬉しかった…。
前日の3周目に入る時よりも1分くらい早いタイムでゴールラインを通過し、
最終周回を知らせるジャンの音をこの耳でしっかりと聞いた。
今日は『完走できる』と思うと嬉しくて込み上げてくる涙を抑え、
最後の一周はタイムも気にしながら大事に大事に走った。
そして、ゴールラインを踏めた時は満足感でいっぱいでした…。
ゴール直後、三段坂で大声援を送ってくれていたBCアネロの皆さんの顔を見た途端、
込み上げてきて涙がポロポローッと零れました。
それは、前日の悔し涙とは違い、出し切った達成感と安堵感の涙でした…。
フラフラになった私に冷たいお茶をくださり、
計測チップを外してくださり何から何まで助けて頂き感謝しています。
そして、沿道で応援していてくれた皆さんやチーム員にも感謝しています。
ブログを読んでくださっている方にも現地で応援していただいたこと忘れません。
今回の広島中央森林公園でのレースは、
最後尾を回収車に見守られながら走る場面もあり、
久し振りにレースにデビューした4年前を思い出しました。
完走はできたけれど自己満足にしか過ぎません。
上れる人とは筋肉の質が違うと言われても、
レースをする以上は人並みに上れるようにこれからも精進していきます…。
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