2016年09月28日

リハビリライドとはサイクリングペースよりも速い?遅い?★★★★★


…久し振りに屋外に出て自転車に乗ったら金木犀の甘い香りがしました。
田んぼに咲いていた無数の彼岸花が真っ赤で色鮮やかでした…。


夏から体調を崩しそれでも休まずに走り続けていたことで、
周囲にも随分とご心配をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした…
練習すること、レースに出ることが楽しくてそこへの努力を惜しまなかった分、
休養することへは勇気がなくて心身共に十分休めていなかったのだと思います。
ドクターストップが出る前に自ら休むことを決断し気の済むまで休みました。

明日から休もうと決めた日からは嬉しいことに連日の雨でした…
休息三日目くらいから全身に溜まっていた悪い物が出始めました。
休んでも休んでも体が重くてだるくて全身を蝕まれていくようで辛かった。
休息4日目を過ぎると休むことへの罪悪感が薄れ野外が晴れていても平気になり、
一週間経ってももう少し休むということを自ら選択していました。


また一からの土台作りですがそれを楽しもうと思えた私はきっと強いですよ…
しかし、久し振りのピストでの三本ローラーは20分で集中力が切れ、
あと10分だけ。と決めて再度やり始めましたが9分で止めてしまいました。弱ッ…



久し振りの屋外での自転車はとても楽しみで30km、40km、50km、
40kmニ周回、80km、90kmと少しずつ距離を伸ばしていきました。
毎日のように走っていた往復約100kmの距離を一人で走るには不安だったので、
いつも応援してくださっているMOJYUMAファンクラブの方々の、
お力をお借りすることにしました。




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『リハビリライドですが一緒に走ってくださいませんか?』っと声を掛けたら、
ツウジィさん、まっつんさん、なべ丸さんの3名の方がお時間を作ってくださいました。



コンビに集合して当日の走行目標などをお話させてもらうと、
『騙されたー!!!』っと慌ててコンビニに補給用のゼリーを買いに行く姿…
リハビリって普通はサイクリング以下のペースでは?とか、
アベレージ28km/hなんて普段出したことがないとか、
休憩しないで美山まで走ったことがないとか、それはそれは、
それはそれは、皆さんの口から不安な気持ちが零れ出ていました。

えーい喧しいわぃ。
みんなのペースに着いていけない時はあっさり千切れますし、
無理だと思ったら10km地点、20km地点であってもその場で引き返します。
『本日の主導権は私が握る!』あはは…


なんだかんだと皆さんの不安を私が抱えて、
走り出しは私が先頭固定でペースを作り、そこから5分のローテーション開始。


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ツウジィさんが私の息遣いを聞きながらペースを作ってくださり、
神楽坂の上りは上りの強いまっつんさんが前で押さえ気味で上ってくださり、
下りは私がペースを作り全員で協力しながら美山に到着しました。


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最後の上りはアタック合戦が始まり美山の道の駅までノンストップで。



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アベレージ28km/hは出したいと伝えると皆さん本当に頑張ってくれて、
目標を超え、30,5km/hを記録していました。
皆さん、『30km/hのアベレージなんて出したことがない』っと驚いていましたが、
どんな走りをすればアベレージ30km/hが出せるのかを知ってもらえたのでは…

美山に到着しても休憩は無しで折り返すと伝えていましたが、
頑張って走ってくれ、ベンチに座り込み立ち上がれない人もいたので、
20分程のドリンク休憩をすることにしました…。



復路は下り基調になるのでもう少しアベレージが上がると予想できましたが、
皆さん往路に追い込んでくれていたので少しペースが落ち出すところを、
私が前に出てジワジワと速度を上げペースを作り直す。
日吉ダムの手前で両脚攣ってしまう人がいましたが遅れても置いていかずに回収する。
今日は千切りあいではなくて全員でゴールを目指すのです。
あぁ日吉ダムで休憩したいだろうな…っと思うが顔色は大丈夫そうなので日吉ダムをスルー。



メグミルク前を走り慣れたツウジィさんがしっかりペースを作ってくれ、
往路よりもスムーズなローテーション。
最年長者のなべ丸さんが八木橋から月読橋手前までゴリゴリ牽いてくれ、
私の後ろにいたまっつんさんが空気を読んで私を綺麗にリードアウトしてくれ、
最後は気持ちよく全開でスプリントをして出し切れました。



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皆さんのお陰で不安だった美山往復をアベレージ31km/hで走り終えました。
普段、20km/h前後や、28km/hくらいで走っていた皆さんも、
実は30km/hで走れる走力をお持ちのようでした…。


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ゴール地点に到着したら皆さん廃人と化していました…




リハビリライドの後は、

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前日にオープンしたお店で、


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ハンバーグ定食をいただきました。


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一緒に走ってくださった皆様、ありがとうございました…。

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2016年09月03日

第1回 JBCF 維新やまぐちクリテリウム★★★★★


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photo:シクロワイアード掲載より

『3位入賞しましたー…』


開催日: 2016年8月28日(日)
開催地:パークロード(県道203号厳島早間⽥線)
〜山口市役所特設周回コース(公道周回1.3㎞コース)
住所:山口県山口市中河原町

レース距離:1.3km×20周回
出走時間:12:20~
天候:土砂降りの雨(警報発令)
サポート協力:
YONEX株式会社様、
ワコールCW-X
ウインクレル株式会社






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結果:3位/8名エントリー
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前夜から、翌日のレースは80%の雨予報となっていて無事に開催されることを祈りつつ就寝。
朝5時に起床しホテルの部屋のカーテンを開けると今にも雨が降りそうでした。
自分のレース開始時間までに試走は2本あり、
朝一の試走は一般市民レーサーも走っていて混み合っていたので見送る。

その代わり、仲間が出場していたE3のレースを観戦しながらコーナーのライン取りや、
アタックの掛かる場所、その対応などを自転車先生に入念にアドバイスしてもらい、
イメージトレーニングを何周回も行った。

結局、試走時間には土砂降りの雨となり、
体調が万全ではなかったので少しでも雨に濡れないように、
試走は行わずに出場することを選択しました…。
途中、警報が発令される程の大雨でプロチームの完走者は11名、
E1クラスの先頭集団も10名、
E2、E3も序盤から集団は一列に縦伸びしサバイバルレースとなりました。


皆さん雨のレースは苦手なようで嫌だ嫌だと呟いていましたが、
非力な私としは雨の方が全体的なペースが緩むので有難い。
そして、自転車先生とチーム員が入れてくれたタイヤの空気圧が前後共に絶妙で、
周囲の皆さんはコーナーでズルズル滑っていたり落車もありましたが、
私は一度も滑ることなく走ることができました。
ただ現状、体力が落ちているので周回数が減ればいいなっと願うところでした。
土砂降りで大きな水溜りがある状況を20周回か…辛いな。



スタート地点に並んだ時に、よくファーストアタックを仕掛けてくる小田選手が、
『今日も行きます』というオーラ満点だったので絶対潰そうと思っていました。
前日のタイムトライアルで自分よりも上位だった、
サンドラ選手、中里選手、小田選手の3名に逃げられる事だけは何としてでも阻止したかった。
上手く行けば小田選手と逃げに乗れたらラッキーだと思うが面子から考えると無理だと思ったので、
スタート直後から小田選手を徹底マークし、
小田選手のアタックを何度も何度も自分一人で潰しに行きました。

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逃げたいと思って何度もアタックを仕掛ける小田選手の根気が勝つか?
絶対逃がさないっと思っている私の粘りが勝つか…。
土砂降りで路面コンディションが最悪のなか何度もアタックを仕掛けてくる強い気持ち、
そして自分は前日、小田選手にTTで3秒負けたのは、
何が足りなかったのかっという事もよくよく分かりました。

小田選手の単独アタックに反応し続けていて、
『早く諦めてくれないかな? まだ行くのか?』っと自分も苦しむ。
小田選手のアタックが頻発される間、後ろからは誰も上がって来なかったので、
もしかすると後ろが千切れてるのではないか?という期待も虚しく、
小田選手が諦めて後ろに下がってくれた時には全員残っていたorz…
『なんでやねん…』という突っ込みは雨の音に掻き消されたかな…


小田選手が後ろに下がったのをきっかけに私も後方へ下がると、
それまで後ろで待機していたサンドラ選手がラスト8周回でアタックしましたが、
誰が追うのだ?と全員人任せ。中里選手を中心に追いかけましたが、
サンドラ選手のアタックに付いて行ける選手は居なかった…。

集団はサンドラ選手を追いかけようとしますが、
集団内の意思の疎通が取れずに先頭を長引きしていた選手が、
声を荒げて怒鳴っていましたが先頭が一人でズル牽きしても、
後ろの皆はそれに着いていくのに必死で全体のペースは上がらない。

誰だって先頭を牽きたくないんでしょうね?
そんな私も小田選手のアタックを潰しまくって今は無理。ごめんね全然無理w
個々で戦っている女子は敵同士だけれど、いかに瞬時に協調していくか、
いかにコミュニケーションを取り同調させられるかだと思いました。


サンドラ選手がいなくなった集団で5周回やり過ごす。
もう体に力が入らなくなって行き、コーナー開けのダッシュの反応が遅れていく。
集団から千切れてなるものかとただただ一生懸命走っていました。
何となく予感はしていましたがラスト3周目に小田選手のアタックが掛かり、
何処にそんな元気があるのか?と羨ましくなるアタックに必死で反応し、
それを中里選手が積極的に潰してくれました。



自転車先生によく、『レースは残り2周が勝負だ。それまでの事なんてどうだっていい』
っと言われますが、
まだまだ非力な私は完走できるかできないか?
っという思いをしながら、必死で走らなければならないレースもあります。
毎回毎回全力で必死ですし、
ラスト1kmからゴールスプリントまでの記憶の答え合わせができない事もあります…。
ですが、今回のレースでのラスト2周回のことはよく覚えています。


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ラスト二周目は、
ラスト一周をどう走ればゴールで集団の先頭を取れるかをイメージしながら走っていました。
サンドラ選手が逃げ切っていたので残る席は2つ。
いつも自転車先生が口酸っぱく言っている言葉が聞こえました…
コーナーの処理、どこでどうするのか、どうしなければならないのか、
それを一つ一つ忠実に守って行きました。

ラスト一周のジャンの音を聞いた後、裏ストレートの下りで牽制が入り、
後ろにいた私は前に上がりそのままそこからアタック開始。
最後のコーナー、クランクの処理を丁寧にこなす様に気をつけ、
最終コーナーを抜けると同時にスプリント開始…イメージ通りでした。



ゴールまで残250mはありゴールスプリントの距離としては長かったですが、
集団内ではインターバルの掛かりが誰よりも遅かったので、
自分のスプリント力を信じて先行で行くしかないと思い、
残り3周くらいからスプリントの歩数を計算しながら走っていました。


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photo by BOSS高木様

勇気を持って最終コーナーに飛び込み、
最終コーナーを抜けると同時に全力でスプリントを開始しましたが、
私の番手につけていた中里選手に力強いスピードで抜かれました。
右側からもタイヤが見えたので必死で二回踏みなおし3位でゴールしました。
最終コーナーからゴールラインまでの時間が止まったようにとてもとても長く感じました…




ゴールラインを踏んだと同時に過呼吸を起してしまい、
ゴール直後は沿道で呼吸が整うまで暫く嗚咽と戦っていました…
一緒に走ってくださった選手の皆さんを驚かせてしまい、
またご心配いただき介抱してくださり感謝しています。
やっと呼吸ができるようになりコースを見ると、
レース中の自転車先生が集団内で私に向かってガッツポーズを送ってくれました。



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日頃から愛情掛けて育ててくれる自転車先生に少しは恩返しできたかな?…
レース後に迎えてくれたチーム員の笑顔を思い出すと涙が込み上げます。
一番見てもらいたかった自転車先生にも、監督にも表彰台に立つ姿は見せれませんでしたが、
チームの仲間がずっと付きっ切りで誇らしげな姿を見てくれていました。
日頃から応援してくださる皆様や、サポートして頂いているスポンサー様には
いつも心より感謝しています。そして改めて感謝した日でした。

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posted by 桃春momoharu at 15:59| Comment(8) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2016年09月02日

第1回 JBCF 藩庁門タイムトライアルinやまぐち★★★★★

ここ最近、ブログの更新が滞っていて皆様にはご心配をお掛けしていましたが、
湾岸クリテリウムの後、みやだクリテリウム、シマノ鈴鹿とレース続きで、
体調が万全でない状態で練習、レースを続けていて、
お盆のシマノ鈴鹿前から体調が悪化してしまいました…

自分としては翌週の年間通して参戦しているJBCFのレースを優先したかったので、
シマノ鈴鹿はDNSを嘆願しましたが成績よりも『走ることに意味がある。』
っというサポートを受ける身としての意識の低さを思い知らされ出場しましたが、
初日のレースは熱もあり体が動かず何もできずw

『後ろに付かせてください。最後まで牽いてください』っと、
謙遜されていらっしゃったのか?対抗意識なのか?
はたまたあなたの牽きには余裕でついていけると舐められているのか?
数名に声を掛けて頂くが全力で走れなくて申し訳なかった…。

鈴鹿のレースは登録選手が数名含まれていたので協力して早い段階で集団を小さく出来れば、
安全に走れるのにな~っと思うも自分は何も出来なかった…。
大きな集団内は、『右にいます』『左にいます』挙句の果てには『真ん中にいます』
っと終始賑やかで、『上にいます』っといつボケてやろうかと含み笑いをしていた。




二日目は更に体調が悪化し一端自宅に戻り仲間にはDNSを勧められましたが、
意識の低さを反省し出走する事にしたが、一周目で完走は厳しいと悟ったので、
ただ走るだけではなく今の自分に出来る走りに切り替える。
前日に同クラスのレースで3着だったスーパー中学生の走りが見たくて、
一周目の下りを使って前に出て行くとブリッジして来てくれたので、
声を掛けると直ぐに意思疎通が取れたので一緒に逃げようとするもホームで集団に捕まる。



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2周目終わりのホームのポイント賞をそのスーパー中学生と取りにいく。
そしてそのままスーパー中学生に後は任せたと見送る(千切れたともいうw)
そのスーパー中学生はそのまま独走しポイント賞と総合優勝も獲得し完全勝利だった。


無理を押して走ったシマノ鈴鹿の翌日から入院レベルで寝込むw
無理強いさせた監督は普段以上に気を使ってくれ優しかった…。
もう3週間くらい無味無臭生活で雑炊の温かい喉越しだけが唯一美味しく感じる。
歳のせいだとは思いたくないが一年間通して毎週レースを走り続けるということは、
そう簡単なことではないので体調管理には気をつけたいと思います。

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第1回 JBCF 藩庁門タイムトライアルinやまぐち

開催日: 2016年8月27日(土)
開催地: 山口県庁敷地内特設コース(1.6㎞コース)
住所:山口県山口市滝町1-1


スタート時間:12:16:00
天候:晴れ
結果:4位/8名エントリー
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サポート協力:
YONEX株式会社様、
ワコールCW-X
ウインクレル株式会社

今回のレース会場は、山口県庁の敷地内に特設されたコースで開催されました。

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立派な県庁舎の周りを走るというコース。


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県庁内で行われた監督会議所も立派、


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車検場の検査台もいつもより立派でした。


コース図:

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距離はたった1,6kmしかないのですが、
その1,6kmにコーナーが15個に、地下駐車場を駆け抜ける。
地下駐車場内には下りきった所にクランクが設けられ、
上りも下りもあり、下り切った所には直角コーナーがあったり、
兎に角スリリングな設定で落車も多く、
もし雨が降ったらデンジャラスになったであろうコース。


シマノ鈴鹿の後は自転車に跨ることを諦め兎に角寝続けた。
山口県庁内を走れるというレースに関心を持ち、
こんな機会は二度とないかもしれないと思うとどうしても出たかったので、
レース会場までの車移動の同乗者に迷惑を掛けないレベルに回復させる事に専念。
病院で細菌の検査を受け発作的な咳は治まったがマスク必須で参戦。


レース前にローラーでアップすると脚はサラ脚で良く回るが心肺が苦しかった…


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今回のスタートはトラックの荷台から


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スタート台を駆け下りた。


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たった1,6kmしかないのに心肺が苦しくてたまらなかった…


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ゴール後、3位のアナウンスがあり、


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ホットシートに座るが、
自分の直ぐ後ろで最後の出走者だった小田選手に3秒負けて4位だった…
苦手な上り坂が向い風でそこの1本で負けた気がしました。

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レース後はレースを開催して頂ける地域に感謝し、
レース会場の出店を利用するようにしています。


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夜は、チームの仲間と瓦蕎麦を食べに行きましたが、


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何を食べてもまだ無味無臭で悲しかった…

湯田温泉に浸かり、翌日のクリテリウムに備えて早々に就寝しました。


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posted by 桃春momoharu at 21:53| Comment(2) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | 更新情報をチェックする