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恥を承知で伝えておきたいことがあります…。
いや、恥だと思っていないので速くなる為の経過報告ですかね…。
実は、昨年の『日本競輪学校 第114回 入学試験』を受験しまして、
結果は残念ながら不合格でした。落ちました。
もうそろそろ周囲の同級生達は更年期が始まったという話で盛り上がる中、
この歳でなにをやっているのだ?無謀だと驚かれるでしょうか?
ここで合格のお知らせができればもっと皆さんを驚かせていたでしょうか…
今から6年前に女子の競輪が再開され、それは、
私自身もこれから自転車先生と一緒にロードレーサーを目指して頑張ろうとする時でした。
自転車先生に『競輪学校を受験してみようかな?』と相談すると、
『ロードレーサーになりたいのか、競輪選手になりたいのかどっちだ?』と問われ、
まだ自転車にも乗り始めて右も左も分からなくて、自分の脚質さえも分かっておらず、
ただ、『自転車に乗って他人と競争してみたい』という漠然とした気持ちしかなく、
『競輪選手になりたい』とは答えられなかったことを今でも覚えています。
でもそれからもずっと心のどこかに引っかかる物があり、
毎年、競輪学校の生徒募集のサイトを見ては『無理無理』と諦めていましたが、
それが、今回は自転車先生の方から『一度受けてみたら』というお言葉を頂きました。
願書締め切り一週間前にそんな話があり、自分の中では悩む時間もなく、
兎に角、競輪界のことを何も知らずに無謀にも挑戦してみることにしました。
履歴書を含む願書をもらいにいくところから始まり、
健康診断や住民票、最終学歴証明書を発行してもらったりと、
願書を提出するまではそれはそれは慌しい一週間でした。
そんな中、一つ気になることがあり願書をもらいに行った時も提出しに行った時も、
やたらと『師匠は?』と何度も何度も聞かれました…
無知な私は何も知らずに願書の師匠の名前を書く欄に、
『自転車先生』の名前を書きました…。ははは…w
入学試験では『実技』と『適正』のどちらかを受験するのですが、
私の場合、ピスト車は持っていますがピスト車での計測タイムを持っていなかったので、
『適正』のテストしか受けることができませんでした。
この『適正』とは『背筋力』と『垂直飛び』のニ種目です。
試験当日は、受験生の中で平均年齢を上げているのは間違いなくこの私。
でも、見るからに自転車競技をしてる人は一人も居なかったので、
第一次試験の適正試験さえパスすれば、
この中では自転車に乗るのは私が一番速いはずだと思っていました。
が結果、不合格で競輪学校の試験で自転車にすら乗せてもらえませんでした…
『勇気は一瞬、後悔は一生』
今回、競輪学校を受験し不合格になったことで今後の目標がしっかりと見えてきました。
で早速、元競輪選手で現在は実業団レースで走られている小原さんが、
以前から何度もお誘いくださっていた、
関西サイクルスポーツセンターに行ってきました。
当日は、元オリンピック選手の城本さんが来られていて、
小原さんに紹介して頂きお話させてもらったり、
ガールズ競輪一期生の門脇真由美選手が練習されていて、
その走りを生で見ることができたり、
今年から競輪学校に入校が決まった学生選手の走りを見れたりと、
とても良い経験をさせていただきました。
午前中は小原さんについて20周回アップからの50周回のメニューを。
アップの時点で既に高心拍域が落ちなくて残り50周回と言われて怯えるw
結局ずっと高心拍域のまま残り27周回で千切れてしまい、
暫く単独走からの列車に乗ることに二度失敗し、
残り11周回でやっと列車に復帰することができラスト2周回は全力で。
小原さんと、自転車先生は軽く脚が終わりつつありました…
午後からは17km/hくらいからの全力走をニ周回。
これを二本するとクリートを自分の力で外せないくらい、
小原さんと自転車先生の脚は終っていました…
私の後ろで『ワシャもう無理…』と蚊の鳴くような声で呟き、
消えていった自転車先生が印象的でした。
そんな私は全力で踏むということが上手くできていないんでしょうね?
もうクタクタの小原さんに『これ楽しいからもう一回やりたいです。』
っと何度も何度もせがむくらい楽しかった。
小原さん達が休憩に入っても一人でクルクルクルクルとバンクを周回していると、
城本さんがバイクで私の横に来られて、
『なんで競輪学校を受けようと思ったんや?』と質問され、
47歳で競輪学校を受験した熱意が伝わったのか?
自己紹介で競輪学校に落ちましたという無謀さがインパクトだったのか?
有難いことにバイクペーサーをしてくださいました…
バイクの後ろに自分の自転車の前輪を当てても良いし、
当てなくても良いと言われたのですが、
バイクの後ろにはこのような文字が書かれてあり怯えるw…
当てることが怖いのではなくて、
何度か擦ってしまい城本さんの体を労わりつつ怯えるw
がしかし、これがまた楽しくて楽しくて…。
最高速は52,1km/hだったので次回はこれを更新できるといいな。
最後は、1000mを計測してもらいました。脚がなくなってからの全力走w
スタート台を使って行いましたがスタートが遅すぎて笑えます。
動画を観ると我ながら可愛い姿だと微笑ましくなるくらい笑えますw
私の場合スタート台が無い方がきっと速かったと思われます?~w
しかし今回初めて経験したことが今後強く速くなる為の通過点なのだと思います。
練習中は前夜に仕込んだお弁当を食べる余裕なんてなかったし、
帰りの車の中ではポカ-ンと口を開けて寝落ちしてしまいましたし、
『4-1=5』だと簡単な計算さえ間違ってしまうくらい疲れ果てていました…
今回このような貴重な機会を与えてくださった小原さんに感謝しています。
ここには書ききれないたくさんの事を教えていただきました。
私の宝物である『YONEXノート』は沢山の文字で埋め尽くされました。
私も小原さんのようにスタート台からかっこよく発車できるようになりたいので、
今後も欠かさずにトラックの練習に取り組んでいきたいと思います。
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