週末はレースや、企画されたチーム練習会が雨天中止だったりで、
MOJYUMAの練習会は3ヶ月振りでした…。
先日は一ヵ月半振りに会ったチームメイトに、
私の膝上と腿の筋肉がとても大きくなったと驚かれそれを写真に撮られるほど。
ここ最近ペダリングを改善したことが反映されているのでしょうか。
競技者としては細いと言われるよりはこの上なく嬉しいです…。
さて、練習会の内容はというと、
午前中に集まったメンバー5人を2つに班分けし、
【A班】私と来期より新メンバーに加わるY君の二人組
【B班】自転車先生、ダイキさん、ドラゴンさんの三人組
約40km先の南丹市美山までA班が先発し、その15分後にB班が出発し、
A班がB班からゴールまで逃げ切るというもの。
走る内容は班それぞれで決めるので、
私の班は道を熟知している私が新人Y君に指示を出す。
40kmをY君の先頭固定でも良かったが途中で死なれても困るので、
私3分間でY君7分間のローテーションで走る事にする。
Y君と一緒に走るのは初めてなので如何に早くコミュニケーションを取り、
強調し合ってお互いのペースを上手く上げられるかを考えながら走る。
スタート後に結構な向い風。
私から先頭交代するとY君は33km/hくらいのペースで牽く。
一定のケイデンス、一定の速度でムラ無く牽いてくれるので有難い。
一つだけ注意させてもらうとすれば、
『最初に後ろを振り返らないように、でも私を絶対に千切らないように』
と伝えたのでとても後ろの私に気を使ってくれ何度も後ろを振り返り、
その度にY君の自転車が左右に揺れるので10cmくらいの間隔を取って走る。
後ろを振り返らなくてもいい走りができるまでには、
お互い何度も一緒に走らないと出来ないだろうし、
それよりも上手く走れていると誉めると調子に乗ってゴリゴリ牽くタイプなのか?
そっちの方が私にとっては怖かったので特に注意もせず自分の中で諸々処理をする。
半分の距離の日吉ダムまでY君の走りに余裕が見れて元気そうにしていたので、
『もうローテーションは要らないかな?』と聞くと、
『要りますッ!』と即答されて笑えた…
そこからは上り基調になり、
上り返しの度に腰を上げるクライマーY君のダンシング走で少々苦しみ、
私が上りを前で牽いてもY君が被せてくるので、
10分間牽いてもらったりして上りはY君に完全に任せ、
唯一の上り坂である『神楽坂』はY君から千切れてトンネル手前で回収してもらう。
トンネルを抜けたら下り基調になるので、
そこからは私が先頭でゴリゴリ牽いてペースを上げ、
左手にヤマザキショップのある二箇所の上り返しで被され、
また直ぐ先の下りで私が前に出てペースを上げる。
最後の九鬼が坂の手前辺りでそろそろB班に追いつかれるのではないかと、
ヒヤヒヤしながら後ろを振り返るとB班の陰も形もないので、
ここから最後の追い込みだと知らせて4~5%の上りをしっかり牽いてもらい、
九鬼が坂の麓を右折してからの平地では気を抜かずに、
私の後ろに着いてきてもらい無事に先着でゴール。
一時間15分で到着する。
アベレージ31,0km/h
今まで何度もこのコースを走って来ましたがこれはなかなか良いペース。
私たちがゴールに到着して1分後くらいにB班の二人が鬼の形相でゴール。
B班のうち1名は最後の上りで千切れたそうな…。
B班のアベレージは37km/hくらいだそうで色々想像したら震えるw
狙い通りに全員がほぼ出し切ったので、
復路は、『5人揃ってボチボチ帰ろう』っと言っていたはずなのに、
自転車先生の指示により、ダイキさん、ドラゴンさん、新人Y君3人のローテ開始。
そこに私がツキイチし最後尾で自転車先生が監視する。
追い風も手伝って先頭3名がゴリゴリゴリゴリ走り出し、
私はローテで降りてきた人に乗りに行くのに脚を使ってしまい死亡寸前w
ドラゴンさんが前に出るとペースが上がるので後ろにムラができ、
そのギクシャクしたムラから千切れそうになり3度ほどビューンと背中を押されるw
自転車先生の角が生えたTTバイクのハンドルに気を使いながら並走することにも集中するw
自転車先生が後ろに居なかったら呆気なく諦めている…。
日吉ダムを過ぎ、船岡も道を知っている自転車先生が先導するのでペースは緩まず。
いよいよ残り15kmの平地は予想通りゴリ牽きに悶絶しながらツキイチ。
途中で誰か千切れてくれないかな?っと密かに願いつつ、
ここまで来たら最後のスプリントは何が何でもやらされるのは承知なので、
もうヨダレを拭う時間さえも無く只管耐えるw
私以外のメンバーはここがゴールスプリントだとは知らないので、
後ろの私から先行でスプリント開始。無我夢中。踏む踏む。脚やばい。
とっとと腰を下ろしたいが後ろでは自転車先生が見張っているので頑張るw
最後はやっぱりスプリンターの自転車先生が獲るよね~…。
女子のレースでは○○km/hの巡航もなければ○○km/hからのスプリントも無い。
確か帰りはみんなでボチボチ帰ろうって言ってたはずなのに、
復路の方がアベレージが高いという罠。
そしていよいよ脚が終了を迎え始めている…
【午後からの練習】
集合場所のコンビニで即補給。これはやばいとパスタを貪る。
午後からはF井さんとナカータさんが加わり7名になる。
自転車先生から午後の練習メニューも午前と同じだと発表されブーイングが起こる。
うんうん分かる分かる。80km全力走をもう一本とか嫌だよね~。
一度この辛さを知っているのでそれを続けて二回とか、しかも全く同じコースだし。
きっと脚が終了しきった午後からもう一本同じことやらされるんだろうな。
っと予測できるようになった私はそれほど驚くこともなく、
『えー?!』と驚くみんなを見てるのが面白かった…。
いつも私はこんな練習をさせられていますから~。
しんどいしんどいっと思うその先の壁を壊していく練習が常。
もう無理だと決めるのは自分自身。
午後からの班分けは、
【C班】ナカータさん、新人Y君、私の三人組
【D班】F井さん、ダイキさん、ドラゴンさん、自転車先生の四人組
午前の部でスタート時間が15分差では逃げ切ってしまったので、
午後からは10分差スタートに変更された。
午前よりも5分間少なくなったので私たちには不利であり、
私の脚が終了しかかっていたのでY君とナカータさんのローテにツキイチ、
を提案したかったがナカータさんに久々のリハビリ走だと先に言われてしまったので、
私2分、ナカータさん3分、新人Y君5分のローテーションで、
1セット10分間で問題が出れば臨機応変にしようということにした。
私から先頭で牽き始める。約31km/h。午前よりも2km/h遅い。
風は午前中よりも更にキツイ向い風になっていて、
午前よりも速度が乗らないがここでペースを上げなくても大丈夫。
きっと相手の班もこの風ではペースは落ちるはずだと思った。
直ぐに後ろのY君と先頭交代するとY君がペースを上げて35km/hで牽き始めるw
ここで千切れてしまう。走り出してほんとに序盤で即切れw
この向い風の中一本目よりも速い35km/hなんておばちゃん無理です~w
午前よりも5分間タイム差を減らされたので頑張らないといけないと思ったのかな?
まさかそんなに直ぐに切れるなんて思わないよね?…
Y君とナカータさん二人は強調し合ってどんどんどんどん先に消えていき、
必死で二人の後を追いかけるが気付いてもらえる素振りも無く、
真っ直ぐの道路なので一つ目の信号も二つ目の信号も青で、
二人の姿があっという間に見えなくなってしまった…。
スタート前に私が言った、
『三人で一つのチームだから三人でゴールする』という言葉を思い出してくれたら、
きっと戻ってきてくれるはずだとそれを信じて追いかけるが力尽きるw
やっぱり暫くして二人が戻ってきてくれて回収してくれた。
次はナカータさんが私を気遣い30km/hペースで牽いてくれるが、
ごめんなさい…信号ダッシュで即切れwwwwwwww
ここでもまさかそんな直ぐに千切れるなんて思いもしないでしょうよw
二人で遅れた分を取り返すかのように先へ先へと急脚。
私が後ろに居ないことに気付いてくれたのは、
ナカータさんが3分間牽いてローテを下りた時だろうか?
暫くして二人で戻って来てくれたので、
一緒に美山にたどり着くのは無理だからと先に行ってもらう。
私が二人から完全に離脱したのはスタートして10km地点。
美山まで行った皆が折り返してスライドする所まで走ることにして、
一人でトボトボと25km/hくらいで走っていたがそれも厳しく、
日吉ダムで休憩しようかどうしようかっと悩んでいたところで、
後ろから来た自転車先生列車に『おーい』と声を掛けられ追い抜かれる。
前を見たら日吉ダムの信号で自転車先生が待ってくれている…
信号が変わって自転車先生に合流すると、
『日吉ダムで待ってます』なんて甘えたことを言う隙も無く走り出されるw
午前中の走りから千切れた理由を言わなくても分かってくれたのでしょうか、
28km/hくらいで牽いてくれるペースを千切れずに着いて行くが、
ちょっとした上り返しで遅れそうになり気遣ってもらう。
最後の神楽坂では歯を食いしばりながら上りきると、
脚はパンパンだしもうヨレヨレでやっとこさっとこ美山に到着すると、
ペダルから外す脚がガクガクと震えていてその場にしゃがみ込む。
ダイキさんが自転車をラックに掛けてくれ、
Y君の背中にもたれさせてもらい、
ドラゴンさんにはキンキンに冷えた炭酸飲料をもらい、
自転車先生には命の水(レッドブル)を買ってもらい、
みんなに助けてもらうがもう完全に脚が終了していたw…
今までは心肺が先に終っていたのでこんなにも脚が震えるなんて初めて。
二本目の復路は私が自転車先生の後ろを獲り7人全員で走り始めるが、
ゆっくり帰ってもらえるなんて無いよねー。
そこそこのペースで走っているのを感じつつ頑張っていたが、
ヤマザキショップの上り返しで自転車先生から千切れると、
既にY君とナカータさんも遅れていて二人と合流するが着いてはいけずに一人旅。
10kmくらい走った頃だろうか?終ったと思ったはずの脚が少し回復してきたので、
一人でペースを上げて前を追いかけていると船岡でナカータさんに追いつく。
船岡から5kmくらいをナカータさんの後ろにいると超回復。
そこからはハンガーノック気味のナカータさんを、
千切らないように気を配りながら帰って来ました…。
私のTSSは400を超えていましたし、
午後からの往路で自転車先生が抜けてからペースが落ちたであろうD班は、
美山からの復路できっちり追い込まされたようで、
いつもなら諦めていた壁を乗り越える事ができたメンバーもいました。
練習後にそれぞれが即補給に勤しんでいました…
これが噂のミヤニ、ミヤサンですか!!!という声がどこからか聞こえてきました。
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