普段から上っている人からしたら大袈裟だと思われるでしょうが、
上りが苦手な私にしたらこれはそこそこな事である。
ここ最近の記録では2016年4月にMOJYUMA練で、
兵庫県篠山市付近の山を攻めた時が1700m超え。
過去最高記録は24時間以内で走った京都~鳥取砂丘の【3364m】
上りよりも平地が好きな私が一日で2000mも上ったのに、
補給も怠り、練習後のケアも不十分で(どれだけの支障が出るのか実験した)
翌日は脚がジンジンして痛いし熱いし夜中に何度も目覚めましたw
北摂方面は最近ちょくちょく上りに行っているコースですが、
みんなで走っていると少しでも遅れをとらないようにと必死過ぎて、
なかなかルートを覚えられなくて同じコースを二周回していることにも気付かずw
銭原の上り一本目は上りだし序盤でチームの皆から遅れだし、
直ぐに前にいた男性二人を私が抜くと密かなバトルが始まる。
ずっと4倍くらいを踏んでいて勾配の緩むところで追いつかれ、
コーナーで後ろを確認するとまだ後ろに居るーw
(抜くのが早すぎたか?)っと思いつつ抜かれたくないので逃げる…
上っても上っても終らない上りw
もうそろそろ限界か?もうそろそろ後ろの人は諦めてくれたかな?
っと思っているところに上からチームの皆がリピートしてきてくれたので、
そろそろ山頂が近いのだと思い、ここで4,5倍くらいを踏んでしまうw
がしかし、そこからが長かったのなんのってw
チーム員が傍で一緒に上ってくれると甘えが出てしまい、
あと300m、あと250m、あと200m、あと100m…
と、自転車先生に残りの距離をカウントしてもらっていたら、
最後の最後で右横からニョキッとタイヤを差し込んでくる陰?!
てっきりチーム員のtaku君だと思ったらずっと後ろにいたおじさんw
咄嗟に私も反応して差し返すという醜い争いを(笑)
上りは、誰かに勝ちたいとか誰かに負けたくないとかではなくて、
『自分に負けたくない』という領域からまだまだ抜け出せないw
それでも皆が居てくれるとどのくらい上るんだろう?
という恐怖は少しだけ和らいでいるのかな…。
同じ道を二本目上っていたなんて全然気付いてなかったけどw
上りでは必ず皆から遅れるけれど、山頂から毎回皆がリピートして来てくれるので、
『お待たせしてすみません』ではなくて、
『私よりも沢山練習できて良いですね』と思わせてくれる…。
上りでうんと追い込んだ後の急な下り坂は、
後ろの私を気に掛けてくれるF井さんから送れてゆっくり下るようにする。
同じ道を二回走ったことにも気付かずに、
エマコーヒーではレジで幾ら払ったかも覚えてないし、
席につくとジャケットやニットキャップその他がびしょ濡れで暫く放心状態。
楽しみにしていた『あんバター』がたくさん残っていて嬉しかった。
一口齧るとホワーッと良い匂いが鼻から抜けた…
今までこの付近を何度も何度も走っていて、初めて来ました『野間の大けや木』
あまりに大きくて全体像が写真に入りきらなかった。
さて、どれだけ上れば終わりが見えるのだろうか?…
清坂峠↑
銭原↑
高山↑
勝尾寺↑
どうぶつ村↑
茨木学園↑
銭原(二本目)↑
妙見↑
野間峠↓
R106
逢坂峠↑
デイリーヤマザキ↑
るり渓↑
船坂↑
るり渓を上る前にTSSが180を超えていて、
本気でこっそり逃亡しようと考えてしまった…。
るり渓の山頂ではドリンク休憩ができると思っていたのに、
山頂をそのままスルーされ本気で鬼オコな気持ちになったけど、
遅い私にペースを合わせてくれている皆は山頂で止まると激寒よねw
そして散々上ってからの最後の〆は高速巡航からのスプリントが予想されたので、
エネルギーをチャージする。
本日の反省は補給が全然追いついていないこと。
休憩場所はエマコーヒーだけだったし、
背中の補給食もエマコーヒー前に一回しか摂れなかったw
最後の八木町への1%の上りはtaku君が得意だと言っていたので集中する。
F井さんに先頭交代され再びtaku君が先頭の時に千切れ掛け、
後ろに居た自転車先生に押してもらい、
最後、F井さんの牽きでペースが緩むが自らの力で列車に乗るのが精一杯w
いつもならスプリントを仕掛ける場所に来てもスプリントが出来ずに終了w
スプリントが出来ずに終る敗北感ときたら…。
家に帰ったら、『最高に上った日』だというお知らせが来ました。
(ガーミン520にしてからの記録)
走行距離:135km
獲得標高:2003m
TSS:278,7
一緒にのぼってくれてありがとう…。
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