どうもお久し振りでございます。
2018年度のロードレースシーズンが開幕し頑張っております。
私の今シーズンレース開幕戦は3月に広島森林公園で開催された、
【西日本チャレンジロード】から始まりました…
そう、通称『西チャレ』です。
上れない私が何故このレースにチャレンジしたのかというと、
今までは全日本選手権に全く興味がなかったのですが、
ある人が、毎回お酒の席で熱く熱く語るんですよ…
『全日本選手権は凄いぞ!
スタートラインに立ったときのあの緊張間は今思い出しても鳥肌が立つ。』と…。
そこで、もし今後私がロードレースを終える日が来ることを想像したときに、
私って、『全日本シクロクロスも全日本トラックも出場したけど、
全日本ロードレースだけは出場したことが無いなと…』
『出れるときに出てみたい。40代最後の歳の記念に』…そんな気持ちが高まり、
そこからまずは全日本選手権出場資格の切符を取ることに挑戦しました。
過去のリザルトを遡って見てみると、
西チャレに出場している女子は毎年7,8名程だったので、
完走すれば15位までに出場権利が与えられる切符が取れるのか…。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした…。
エントリーリストが発表されるとな、な、なんと、25名もいた。
当日は早々に受付に行くと係りの人が、
『完走すると切符取れますから頑張ってください』と言う?
受付の机に貼られたリストには、これまたなんと私を含む7名しか載っていなくて、
お友達の名前や他の選手が載っていなかったので、
そんなことが本当ならと浮かれそうになるが、
そんなはずはないと係りの人に調べてもらうと、
プリントミスが発覚しやはりエントリーは予定通り25名。
苦手なコースで25人中15人に入る自信もなく、
なかなか腹を括れずにソワソワしていると、
私と同じく上りが苦手で、
この広島森林公園では集団でゴールしたことのないスプリンターの自転車先生が、
なんと、2人逃げを追う集団でのスプリントを決めてゴールに先頭で飛び込んできた。
クラス3位
そんな勇姿を目の前で見て自分も勇気が出るかと思いきや、
スプリンターでも上ることができるんだというプレッシャーで怯えるw
もう、誰かに声を掛けられると泣き出してしまいそうなくらいで、
その場から逃げ出したくて大きな大きなため息を何十回ついたでしょうか…
緊張が解けたのは、一つ前でスタートしたジュニアのクラスで、
スタート直後に落車がありその影響で女子のスタートが約20分遅れとなり、
スタート地点から一旦離れてトイレに行っても良いと許可が出たときでした。
突然呪縛から解き放たれたかのように落ち着いてスタートできました。
先頭から6番手辺りで合田選手の番手で下っていけたので、
ずっと合田選手の上り方を学ぶことができ、
下りの速度は実業団のレースよりも遅かったので余裕があり、
上り返しも上手く前で走れていました。
時々、別クラスの集団から遅れたジュニアの男子が、
女子の先頭集団が近付くと慌てて加速し女子の先頭集団に割り込もうとするので、
声を掛けて下りてもらいつつ集中して走っていると、
突然呼吸が乱れ集団から離脱してしまう。
ここでもっと頑張らなくてはいけなかったという一番の反省点。
それでも直ぐ前に先頭集団が見えていたので追いかける。
後ろは序盤の下りで分裂してしまっていたので後ろには誰も居ないw
三段坂では前が見えているのに完全に単独走。
後ろから男子が数名来たのでラインを譲って集団に乗らないようにすると、
おや???その男子の集団に400番台の女子が3名混じっていた?
で、三段坂は最初から最後まで一人で上ったが、
自分比ではあっという間に三段目の山頂にたどり着き、
『あれ?こんなに短かったっけ?』と、そこから全開で前を追う。
一周目の最終コーナーで、自転車先生が現在の順位を15位と教えてくれるが、
(そんなはずは無い。一人にしか抜かれていないので8,9番手のはずだが、
やはり三段坂で男子集団に紛れていた400番台は女子だったのか?)
他所のチームの監督さんが先頭まで1分だと教えてくれたのは嬉しかった。
上りであんなに千切れたのに1分差まで追い上げれたのかと…
2周目に入るときに他所のチームのお友達の女子が、
『ヤノさーーーん!』と大きな声援を送ってくれたのが励みになり、
モチベーションも上がり全力で前を追っていると、
上りで後ろから追いつかれて抜かれ、下りで前に出て後ろが見えない所まで逃げたのに、
三段坂の途中で追いつかれ追い抜かされると着いていけなかった…
(なんでやねんーーーw)
三段坂の二個目でまた二人に追いつかれ、
あっという間に抜かされ着いていけずに単独で上るw
三段坂の最後の上りには自転車先生が居てくれて、
『絶対前の二人抜けよーーー!!!』と声援を送ってくれて、
山頂過ぎてから全力で追いかける。
下りが速くても上れないと何の徳にもならないと思った日。
最後の最後の上り返しで前の二人にやっと追いついた。
二人パックの先頭の人はずーっと前を牽いていたのか?
背中から怒りのオーラがメラメラと出ていて、
後ろの人はずーっとツキイチしていたのか?
随分と余裕そうだったのでその様子を観察しながら、
最後のホームストレートでどう走れば前の二人より先にゴールできるか考える。
最終コーナーを曲がるとずーっとツキイチしていた選手が前に出てもがき出した。
上りで少し離されてしまうが諦めずに追いかける。
平地に入ってもパワフルに踏んでいく彼女を早目に抜くと、
再度抜き返されそうだったのでギリギリまで待ってゴールラインを先行した。
実業団レースでは他のクラスと時差スタートで途中合流した場合、
バイクコントロールにより先頭集団にラインを譲るようにアナウンスされるので、
今回のレースも自分の認識として他のクラスとは一緒に走ってはいけないと思っていたが、
先頭集団から遅れた者は別クラスの選手と走ることは認められるのだろうか?
実業団や公式の大会では認められなくて、市民レースでは認められるのだろうか。
他人の後ろにドラフティングするテクニックはレースを走るどの選手にもあるだろう…
そういえば昨年の美山ロードレースでの九鬼カ坂の上りで、
男子が女子の背中を押しながら上っている姿が撮影されていたが、
これもテクニックだというのだろうか?と疑問に思っていましたが、
テクニックではなくてモラルの問題?
今大会で優勝した合田選手が三段坂の上りで周りに男子が数名いたのに、
ラインを外して上っている動画を観たときにそんな疑問は払拭できました。
まぁ、自分が先頭集団で走れていればそんな疑問も浮かばずに済むということです。
目標だった全日本選手権への切符も取れましたが、
上りに関してはまだまだ練習していかないといけません。
ゴール後に、自転車先生からもらったおやつが美味しかった…
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