先週、お友達の上りが速いまっつんさんに、
上り方を教えてもらってから少し上り方が分かってきたのだろうか？
教わった翌日には忘れたくない事から忘れてしまう…と、呟いていましたが、
あの日から一週間後の今日は一人で上りたくなった。
るり渓までは遠回りして船岡、園部を走って行く。
沢山のサイクリストとすれ違いましたが、
そういえば私と同じ方向へ走っている人には一人も抜かれなかった。
小さなアップダウンも、まっつんさんに教わったペダリングを意識して。
一番良かった上りは、天引き峠で下から山頂までずっと、
狙ったパワー値が出ていてあっという間に頂上でした。
嬉しくなってトンネルの中で、『まっつんさーん♡』と、
叫ぶ私は怖いですか？…
私にとって372号線はアップダウンが多いし大嫌いな道。
一度嫌いになったらとことん嫌いで好きになる事は二度とない。
そんな性格の私が大嫌いな372号線を一人で走るなんてまぁ無い。
それが、今日はちょっと好きかもしれないと思えた。
天引きトンネルを越えて篠山城跡をすり抜けて、
目的地の、『小西のパン』屋さんへ。
表で呑気に写真撮影をしている場合じゃなかった…。
店内に入ると前のおばさんが8袋分を買い占め残り僅か…。
サコッシュを持って来なかったので、どうやって持ち帰ろうかと思うが、
私の後にまたお客さんが入って来たので悩む間も無く二袋を購入する。
どうしても、夫にもお土産に持って帰りたかったので二袋買ってしまった…
さて、どうする⁈…
とりあえずジャケットのお腹に詰めて公園まで移動し、
50kmノンストップ、ノン補給で来たので一つ食べることにする。
『美味しい〜〜〜』
パン生地はフワフワで柔らかくて、
黒豆は大きくてゴロゴロ入っていて美味しい〜。
あ、気付いたら一気に3個目を口にしていた。
で、夫に買ったお土産用は結局ジャケットのお腹の中に入れたまま走ることに。
帰りは向かい風が辛くて残り25km地点で10分休憩でココアを飲む。
その頃、自転車先生から『帰ったら一緒に走ろう』と連絡が来ていたが、
自宅に帰ったら約100kmなのでお断りする。
が、待ってると言われ向かい風の中を頑張って帰る。
でも、もう一緒に走る脚は残ってない事を告げると、
自転車先生も先頭固定で145km走ってもう脚は残ってないと言うので、
合流すると、本当に辛そうで10数キロで引き返すことに。
そこからは、私が『牽いてあげようか』と偉そうに自転車先生を牽くことに。
もう脚が無いはずだったけど滅茶苦茶パワーが出る。
踏んでるわけじゃないのに物凄いパワーが乗り、
ここぞとばかりに、自転車先生を千切ってやろうかしら、
と、悪巧みするくらい力強い走りが出来て褒められました。
家の周りで効率の良いペダリングや、
まっつんさんのペダリングをモノに出来たらとか、
そんな話をして130km地点で解散しました。
こんなに調子良く走れる日は年に数回しかないけれど、
その日が、こんな練習日に来てしまったことも残念ですが、
大事に持って帰った、『小西のパン』が、
夫の口には合わなかった事が今日一番の残念でした。
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