【JBCF開幕戦、第3回宇都宮クリテリウム】
開催日:2016年3月20日(日曜日)
開催地:栃木県宇都宮清原工業団地内
天候:曇り
距離:一周3km×8周回
スタート時刻:11:30
エントリー:29名、完走19名
結果:14位
サポート協力:YONEX株式会社様、ワコールCW-X様
写真提供:Kensaku Sakai様 MOJYUMA広報部
実業団に登録して4年目を迎えました。
・一年目の開幕戦ではDNFを覚悟で走り見事に完走。
・二年目の開幕戦はナショナル選手に混ざりゴールスプリントをして6位。
・期待に満ちた三年目の開幕戦でのスプリントは憧れの豊岡選手の番手を取り、
その後のラインに乗り違えて7位。
いよいよ、遂にやって来ましたこの時が…
今シーズンのオフトレーニングは月間3000kmを三ヶ月間乗り込み、
厳しい練習で汗や涙をいっぱ流してきました…
トップチューブにヨダレがついていることなんて当たり前。
白いフレームから黒いフレームに変わりそれがよく目立つw…
シクロクロスでは大恥をたくさんかきました。
3本ローラー4時間走で落車して流血した日もありました。
あとはレース後に悔し涙を流さないように、
練習してきた事に自信を持って開幕戦に挑むだけ。
エントリーメンバーは元オリンピック選手に、ナショナル選手など
またチーム体勢で走るチームが複数含まれていましたが
私はその強豪選手が勢揃いする中、一人で挑みました。
過去3年間の開幕戦と一番大きく違っていたのは、
レース中に大声を張り上げて指示を出してくれたり、
怒鳴ってくれる自転車先生が都合がつかずに同行できなかったこと…。
開幕戦という大きなレースに自転車先生が居ない…。
経験値の浅い私にとってはレース中とても大きな力になっているので、
自転車先生が居ないという不安は隠しきれなかった。
私がいつも気負ってしまうのはレース一週間前で、
自転車先生とのレース前の最後の練習では追い込むことが出来ずに、
上りでも、平地でも何度も何度も千切れてしまいましたので、
自分では気付かないうちに気負っていたのだと思います…。
レースには急遽、監督が帯同してくれることになりました。
レース当日はいつもそうですが落ち着いていました。
召集場所からは監督に見送ってもらいました…。
スタートラインに並びスタートを待っていると、
レースを追えたばかりのチーム員のevo君がそっと励ましに息を切らせて来てくれました。
1万人を超える観客の中からは『桃春さん頑張って』という声援が聞こえ、
温かい拍手と握手で見送ってくれる方々、
そして、機材サポートをしてくださっているYONEXの皆さんの顔が思い浮かびました…
もう、これ以上の有難く嬉しい気持ちはありません。
あとは応援してくださる皆様に感謝の気持ちを持ってレースに挑むだけです…
いよいよ、
スタート…。
指示されたことに注意しながら、
練習してきたことに自信を持ち全力をその時間に注ぐだけ。
最後まで諦めないで走るだけ。
序盤は元オリンピック選手によるアタックが繰り返され、
出来るだけ前の位置をキープしながら走っていました。
毎周回、最終コーナーで、ヘアピンでホームストレートでは、
私の名前を大声で呼んでくれる熱い声援もしっかりと聞こえていて、
毎周回頑張るエネルギーになっていました。
しんどい時は自転車先生にお守り代わりに書いてもらった、
注意書き7ヶ条を一つ一つ思い出しながら走りました。
そして、残り3周回目のホームストレートの追い風区間でアタックが掛かり、
中切れしない位置を走ることに注意していたのに、
ベテラン選手の前で中切れが起こり、
反応が遅れて先頭集団と第二集団の二つに割れてしまう…
私の前の選手3名で先頭を交代して先頭集団を追いかけるが、
自分の後ろからは誰も上がって来ず…
後ろを見たら自分よりも明らかに強い選手が数名残っていたが、
同調する意思は無いと判断し自分も全力で前を追うのを止め、
脚を残しつつタイミングを見計らい一人でブリッジする事に決める。
第二集団で一周をやり過ごし、ラスト一周で先頭集団に復帰する。
ラスト一周はいつアタックが掛かっても反応できるように、
また自分からアタックするチャンスを狙っていましたが、
最終コーナーの1つ手前で番手を取りここからだという時に、
左側からイナーメラインが上がって来て、
右側はLiv、唐見選手のライン、
自分はその真ん中に挟まれ身動きできなくなってしまいました。
自転車先生ならこんな時どうするか?と隙間を探していたら、
一番イン側からBHの合田選手がアタックをかけ、
身動き取れない自分はその姿を羨ましく見送る形で最終コーナーへ。
先頭で最終コーナーを抜けるという形に持っていけなかったけど、
最後の全力スプリント。ラスト200mを切り私ここから伸びるんですよ~
と思った矢先に前で落車発生…
自分の前に近寄ってくる自転車を飛び越えるか、
または中央分離帯に乗り上げるかという究極の選択を迫られた瞬間に、
転がってくる自転車が止まってくれたので、
急ハンドルを切って中央分離帯を擦るように落車を回避しましたが、
ブレーキを掛けてしまったので数名に抜かれながらゴール…
一番大事なゴールスプリントが不完全燃焼に終りました…
成績こそは残せなかったものの、
この冬のトレーニング内容が実戦で出せたこと、
また今後に活かせるレースができたことは大きな収穫でありました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今シーズンの開幕戦からしばらく毎週レースが続きますが、
今年はもうレース1年生ではないので結果を残せるように、
まずは表彰台、そしてチャンスがあれば一勝という大きな目標に向かって
挑戦していきますので応援宜しくお願いします。
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